目次
本格的!アルミ缶製アルコールストーブの作り方
アルミ缶から各パーツを切り出す
本格的!アルミ缶製アルコールストーブの作り方
必要な材料

- 空のアルミ缶×2
- 燃料用アルコール
アルミ缶製アルコールストーブに必要な材料はとてもシンプル。材料も空き缶で作れるのでとてもリーズナブルです。工作の手間がかかりますが、その分基本的な作り方を覚えてしまえば後は自分なりにカスタムしてみたり、空き缶さえあれば作り方を効率化してある程度の量産もできてしまうので、ものづくりが好きな方にはこちらの方がおすすめです。
必要な道具

- ハサミ
- カッターナイフ又はデザインナイフ
- ドリル(2mm)
- ホチキス
- マスキングテープ
- マジック
- ペンチ
- ヤスリ
- コンパスカッター
- メジャー
アルミ缶製はカーボンフェルト製のアルコールストーブに比べれば多くの道具を必要としますが、一般家庭にあるものも多く、それ以外の道具も100均で手に入るのでさほど入手に手間がかかることはないでしょう。
使い勝手は悪くなりますが、マスキングテープはガムテープ、ドリルはキリなどでも代用可能ですし、ハサミを使わずに全てカッターで作業することもできます。
アルミ缶から各パーツを切り出す
作業の前に

空き缶のラベルはそのままでも問題ありませんが、そのままにしておくとどうしても安っぽさが出てしまいます。そういった点が気になる方は、あらかじめ400番程度の紙やすりで空き缶の側面を磨いてラベルを落とし、800~1000番程度の紙やすりで仕上げておくと、より本格的な仕上がりになります。よりきれいに仕上げたい方は、スチールウールで水研ぎをしてみるのもいいでしょう。
上面・底面の切り出し

まずはアルコールストーブの上面と側面になる部分を切り出します。空き缶の底から4~5cmの高さから、ぐるりと1周カッターナイフで切り離しましょう。この時、カッターナイフ側を切りたい高さに固定して空き缶側を回転するようにカットすれば、きれいに空き缶を切ることができます。
これを2つ切り出せばアルコールストーブの上面と底面の切り出しは完了です。
内壁の切りだし

次にアルコールストーブの内壁となる部分を空き缶から切り出します。上面と底面を合わせた長さと同じになるように、余った空き缶の側面を切り取りましょう。この時もカッターナイフ側を切りたい高さに固定して、空き缶側を回転させてカットすればきれいに空き缶を切ることができます。
空き缶の側面を切り取ったらハサミで縦にカットして、1枚のアルミの板になるようにしてください。これで内壁の切り出しは完了です。
ヤスリがけを忘れない
アルミ缶の切断面は鋭く、場合によっては指を切ってしまう恐れがあります。のちの作業のやりやすさや、けが防止のためにも必ずアルミ缶の切断面にはヤスリがけを忘れないようにしてください。
まずは400番程度の目の荒い紙やすりで一通り磨いた後、目の細かい800~1000番程度の紙やすりで仕上げれば問題ないでしょう。