キャンプで料理をするなら欠かせないアイテムと言えばコンロ。中でもアルコールストーブは、単純な構造によるタフさからキャンパーから愛用されています。今回はそんなアルコールストーブの作り方を、簡単自作法から本格的自作法までご紹介いたします。

目次
キャンプギアを手作りしてみよう!
初心者向け!お手軽自作アルコールストーブ

キャンプギアを手作りしてみよう!

アルコールストーブ(アルスト)とは

アルコールストーブは自作できる!材料費もかからず簡単に作る方法を伝授します
(画像=出典:nsplash.com、『暮らし〜の』より引用)

アルコールストーブ(略称アルスト)とは、その名の通りアルコールを燃料としたバーナー(ストーブ・コンロ)のことを指します。シングルガスバーナーと比べて火力が低い傾向がありますが、その分軽量で持ち運びがしやすいのが特徴です。

この記事ではアルコールストーブの簡単にできる作り方と、ちょっとした工作も楽しめる作り方の2つを紹介していきます。

アルコールストーブの構造

アルコールストーブは、アルコールを燃焼させることによって発生する気化したアルコールを発火させることにより、安定した火力を生み出すというとてもシンプルな構造のバーナーです。

そのため専用の工作機械などを必要とせず、身近にある材料だけでも作れてしまうので、自分なりのアルコールストーブを作って楽しむ方が多くいます。

初心者向け!お手軽自作アルコールストーブ

カーボンフェルトを使った自作アルコールストーブ

アルコールストーブは自作できる!材料費もかからず簡単に作る方法を伝授します
(画像=『暮らし〜の』より引用)

とにかくお手軽にアルコールストーブを作ってみたい方におおすすめしたいのが、カーボンフェルトを使って作るアルコールストーブです。材料も安く揃えられるので、とにかく低コストで簡単にアルコールストーブを作れます。

必要な材料と道具

必要な道具

アルコールストーブは自作できる!材料費もかからず簡単に作る方法を伝授します
(画像=Photo byanncapictures、『暮らし〜の』より引用)
  • ハサミ
  • ホチキス

カーボンフェルトを使ったアルコールストーブを作るのに必要な道具はたったこれだけです。どのご家庭にもある道具なので、新たに道具を買い足す必要もありません。強いてあげるのならば、カーボンフェルトはそれなりに厚みのある素材ですので、しっかりとしたハサミを使うのがよいでしょう。

必要な材料

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(画像=『暮らし〜の』より引用)
  • 耐熱性のある円形の金属カップ(シェラカップなど)
  • カーボンフェルト
  • 燃料用アルコール

カーボンフェルトとは耐熱性のある素材をフェルト状にに整形した素材。高い耐熱性をもっているので溶接の現場を始め、キャンプでも焚き火やバーナーの下に敷くシートとして活用されています。ホームセンターやamazonなどのネット通販で取り扱っているので、入手も容易にできるでしょう。

お手軽自作アルストの作業手順①:カーボンフェルトのカット

アルコールストーブは自作できる!材料費もかからず簡単に作る方法を伝授します
(画像=出典:ライター作成、『暮らし〜の』より引用)

まずは用意したカーボンフェルトを幅3cm程度の帯状にカットしていきます。この時、内側の芯にする用のカーボンフェルトと、外側の芯に巻き付ける用カーボンフェルトが必要になるので、最低2枚以上カーボンフェルトの帯をカットしてください。

お手軽自作アルストの作業手順②:カーボンフェルトを詰める

アルコールストーブは自作できる!材料費もかからず簡単に作る方法を伝授します
(画像=出典:ライター作成、『暮らし〜の』より引用)

帯状にカーボンフェルトをカットし終わったら、1枚を海苔巻きのように円柱状にきつく丸めます。丸め終わったら端をホチキスで止めて、しっかりと固定しましょう。これが芯になります。

芯が出来上がったら、カップの内側いっぱいに敷き詰める形になるように残りのカーボンフェルトの帯を芯に巻き付けていきます。後は巻き付け終わったカーボンフェルトを容器に敷き詰めれば、アルコールストーブの完成です。

カーボンフェルトアルコールストーブの使い方

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(画像=出典:pixabay.com、『暮らし〜の』より引用)

カーボンフェルト製アルコールストーブが出来上がったら、燃料用アルコールを芯からしみ込ませていきます。この時、あまり燃料用アルコールをしみ込ませると危険なので注意してください。しみ込ませる燃料は使用した容器を参考に計算するとよいでしょう。

しみ込ませ終わればあとは芯に火を近づけて着火するだけ。ゴトクなどと一緒に使うとより使いやすいアルコールストーブになるのでおすすめです。