今後の展開
今後はIoT技術などを駆使した量産化施設の建設を想定しています。量産化に向けたファーストステップは、年間数十万個、その後のセカンドステップでは年間数百万個の生産を想定しています。現在も世界中で、リスクの高い牡蠣の取扱いを敬遠するホテルや百貨店、レストランなどが多数あります。職業上、牡蠣の喫食を控えなければならない方も多くいます。
「あたらないカキ」養殖のプロセス(作図:株式会社ゼネラル・オイスター)
ノロウイルスフリーの完全陸上養殖の「あたらないカキ」「8TH SEA OYSTER 2.0」の流通により、オイスターの生食文化を守っていきます。今後、「あたらないカキ」「8TH SEA OYSTER 2.0」の登場で、新たな食の楽しみが世界中に拡大しそうですね。
会社概要
2000年創業、2016年より株式会社ゼネラル・オイスターへ商号変更しました。「オイスターの未来を創り、食文化の進歩発展に貢献する」という企業理念のもと、牡蠣を主体とするレストラン・オイスターバーを経営する直営店舗事業と、安全性の高い牡蠣を安定供給する卸売事業、安全性の原点となる種苗生産・養殖事業を展開。
全国に26店舗のオイスターバーを展開し、陸上養殖実験施設(沖縄県)、浄化施設(富山県)、加工工場(岩手県)等で事業を推進。牡蠣ビジネスの6次産業化を確立し、一貫して安全性の高い高品質の牡蠣を提供しています。未来の牡蠣、先端をいく安全性を追究し続けています。
社名:株式会社ゼネラル・オイスター
代表者:代表取締役社長 吉田秀則
所在地:東京都中央区日本橋茅場町2丁目13番13号 JRE茅場町二丁目ビル7階
設立:2000年4月3日
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カキ(牡蠣)養殖は食卓だけでなく水中の生態系にとっても重要な存在
有明海で過去最悪レベルの「養殖ノリの色落ち」が発生 牡蠣がピンチを救う?
<河野陸/TSURINEWS編集部>
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