■ 「マルナカ」の「朝ラー」特徴は……

席に座り数分ほどで「冷やし」が到着。素晴らしい、自分が想像していた通りの「朝ラー」。やはり夏の朝は「サッパリ」としたい、というわけで自分の中で「冷やし&醤油ベース」と勝手に決めつけておりました。

夏でも「朝ラー」 静岡藤枝市にある朝ラー発祥の店「マルナカ」で「冷やし」を堪能
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

箸で麺を持ち上げるとスープと絡み、結構重みを感じます。見た目は「あっさり」ですが、決してサラサラのスープではないようです。チャーシューはトロットロのものではなく、硬めの昔ながらのチャーシュー。

夏でも「朝ラー」 静岡藤枝市にある朝ラー発祥の店「マルナカ」で「冷やし」を堪能
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

では、食べていきます。

はい、おいしい!これは文句なしですね、見た目からして既に美味しいのですが、食べてみるとやはりウマイ!麺は「中太麺」で、まるで「冷麺」のように、コシと弾力が結構あります。

夏でも「朝ラー」 静岡藤枝市にある朝ラー発祥の店「マルナカ」で「冷やし」を堪能
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

そして、醤油ベースのスープが麺に絶妙に絡み合い、上品で程よい甘さと旨味を感じます。さらに、「わさび」がうまい具合にラーメン全体の味を調え、クセのない味わいに仕上げてくれております。

ラーメンにわさびなんて合うの?と思うのかもしれませんが、「冷やし」には必需品だと感じるレベルです。

夏でも「朝ラー」 静岡藤枝市にある朝ラー発祥の店「マルナカ」で「冷やし」を堪能
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

あっという間に完食、ごちそうさまでした。

夏でも「朝ラー」 静岡藤枝市にある朝ラー発祥の店「マルナカ」で「冷やし」を堪能
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

ちなみに、マルナカ通ともなると「冷やしと温」を頼んで、1度に2杯食べると聞いたことがあります。「冷やし」がやや甘口なので、通常の「中華そば」も注文して、味を切り替えつつ楽しむのだとか。人によっては、冷たいもののあとに温かいもの、温かいもののあとに冷たいものというパターンも。こうした食べ方もあり、サッパリ食べやすいように作られているのかもしれません。

朝ラーの聖地ともいえる静岡県藤枝市の「マルナカ」。訪れてみるとさすが名店とうならざるを得ない、素晴らしい一杯に出会えました。なお、営業時間は朝の8時30分~13時20分までの、朝特化型となっているので訪れる際には注意が必要です。

夏でも「朝ラー」 静岡藤枝市にある朝ラー発祥の店「マルナカ」で「冷やし」を堪能
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

<参考>
マルナカ中華そば

(たまちゃん)

提供元・おたくま経済新聞

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