マスクを外すタイミングが到来!実は夏は口臭が強くなりやすい!?
~日本歯周病学会理事・専門医・指導医の歯科医師 若林 健史 先生に伺いました~
今回の調査で自他ともに気になるとあげられた”口臭”ですが、夏の今の時期(6~9月)が最も強くなると言われています。その原因と対策について、歯科医師の若林先生にお聞きしました。
― 若林先生コメント ―
夏は、年間を通して最も口臭が強くなると言われています。口臭が悪化する原因として最も大きいのは、「唾液の分泌量の減少」です。夏の時期は高い気温の日が続き、汗をかくことで体内の水分量が減ります。それにより、唾液量も少なくなり、唾液の抗菌作用が低下する事によって、口腔内で悪臭の原因となる細菌が増殖し、口臭が強くなります。健康な成人の唾液分泌量は、1日約1.5リットルと言われていますが、夏は0.5リットルまで減ってしまう人もいらっしゃいます。
そこで夏場の口臭対策として行っていただきたい3つの対策をご紹介します。
1. 水分補給
夏場だからこそこまめに水分を摂取し、体内の水分量を減らさないようにしましょう。
2. 唾液腺マッサージ
人には3つの唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)があり、その部分に刺激を与えることで唾液分泌を促進することができます。
3. 善玉菌を摂り入れ、菌バランスをサポートする
口腔内で悪玉菌が増殖しても自分自身の常在菌で抑制できるように、ロイテリ菌などの善玉菌を積極的に摂り、口内フローラを整えることが大切です。
また、夏バテを起こすと免疫力の低下で歯周病の進行が早まることもあります。免疫力を高めるために、十分な睡眠と適度な運動、バランスの取れた食事など規則正しい生活リズムを守ることも大切です。
―若林 健史先生プロフィール―

医療法人社団真健会理事長/歯学博士
日本歯周病学会理事・専門医・指導医、日本臨床歯周病学会・認定医・指導医、日本大学客員教授、日大松戸歯学部歯周治療科非常勤講師。歯周病治療の第一人者。歯科医療に対するいっそうの信頼の確保と、学術的な前進にも貢献している。
― オハヨーバイオテクノロジーズ株式会社 会社情報 ―
日本カバヤ・オハヨーホールディングスグループとして、2017年4月に設立。日本人の健康寿命を延ばし、豊かな人生を実現するため「医と食のバランスを変える」という10年ビジョンを掲げ、グループのヘルスケア事業をリードしてまいります。
提供元・PR TIMES
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