つみたてNISAで損する人や向かない人の特徴

つみたてNISAで損しがちな人や、あまり向いていない人の特徴をまとめました。

元本割れするリスクを許容できない人

つみたてNISAは投資である以上、元本割れの可能性はゼロではありません。元本割れリスクを受け入れるのが難しい人には向いていません。

余剰資金を確保できない人

つみたてNISAは中長期的な資産形成を支援する制度です。余剰資金を普通預金口座へ塩漬けするのではなく、投資へ回そうと促すものであり、現在の生活に余裕がない場合に無理をしてまで始めるのはおすすめできません。

短期的な成果を求める人

つみたてNISAは中長期間に渡って投資信託商品を保有することにより利益を出すタイプの投資です。デイトレードや数日~数カ月のスパンなど短期的な成果を求める人には向いていません。

つみたてNISAを低リスクでお手軽に始めるには?

投資初心者でもつみたてNISAを手軽に始める方法について解説します。

つみたてNISAを取り扱う証券会社の例

つみたてNISAを取り扱っている証券会社は、日本証券業協会のサイトによると、2023年6月1日現在で72社あります。

参考元:日本証券業協会「つみたてNISA取扱い証券会社一覧」

特に初心者におすすめの証券会社として、最低積立金額が低く、取扱銘柄数が多い楽天証券、SBI証券、松井証券が挙げられます。

つみたてNISAはやめたほうがいい?デメリットと損しない始め方【新NISA対応版】
(画像=『オトナライフ』より 引用)

楽天証券は、つみたてNISAの取扱銘柄数が120本以上で、最低積立金額は月100円からです。楽天カードで積立決済すると楽天ポイントが貯まります。SBI証券は、つみたてNISAの取扱銘柄数が約300本で、最低積立金額も月100円からです。投信マイレージというサービスでポイントやマイルが貯まります。松井証券は、つみたてNISAの取扱銘柄数が180本で、最低積立金額も月100円からです。株式の手数料が安く、無料ツールやサポートも充実しています(ロゴは各公式サイトより引用)

つみたてNISAに対応しているロボアドバイザーの例

ロボアドバイザーとは、人工知能(AI)が投資家に対して投資に関するアドバイスやポートフォリオの提案をしたり、投資家の代わりに実際に投資を行ったりするサービスです。ロボアドバイザーは分散投資やリバランスなどを自動で行ってくれて、手数料が比較的低く設定されています。

つみたてNISAはやめたほうがいい?デメリットと損しない始め方【新NISA対応版】
(画像=『オトナライフ』より 引用)

楽天証券の「らくらく投資」とは、9つの質問で合った投資コースを診断してくれる資産形成サービスです。投資コースは5種類あり、それぞれに専用のバランスファンドが用意されています。バランスファンドとは、株式や債券などの複数の資産に分散投資することでリスクを低減する投資信託です。楽天証券ではバランスファンドの運用を自動で行ってくれます。手間なく長期的な資産形成ができることや、楽天ポイントやNISA口座を利用して投資ができるといったメリットがあります

(画像引用元:楽天証券公式サイト)