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消費期限内でも食べてはダメなカップラーメンは
カップラーメンの賞味期限は伸ばせるのか?
消費期限内でも食べてはダメなカップラーメンは
①膨張している
製造日から1年、2年と時間が経過するとカップ麺はどのような変化をするのか。食べられないカップ麺の特徴はというと…。
まずは、ヌードルのパッケージが膨らんでいるもの。これは、中で腐敗などが進んでガスが発生している証拠。明らかに品質が変化してしまっているので開封するまでもなく、捨ててしまいましょう。
②変色している
1年、2年と時間がたつにつれて、変質すると現れる変化に中身の色があります。これは、消費期限切れ前であっても、開封して色が変だと感じたら食べてはいけません。変色は、中の具材が酸化している、カビが生えているなどがあげられます。
どちらも美味しく食べることはできないだけでなく、食べるとお腹を壊してしまう危険性が高いです。
③異臭がする
ガスの発生、変色の他の品質変化の目安に「異臭」があります。この3つの変化が見られた場合は、食べずにすぐに捨てましょう。
最近のカップラーメンはパッケージの外側にもビニールで包装されているので比較的期限内ならおこりにくいのですが、この包装が破れていたりすると早くから品質変化する可能性があります。長期保存しようとするなら、外側の個包装の破れもチェックしてから保存すると良いですよ。
カップラーメンの賞味期限は伸ばせるのか?
即席麺は冷凍保存は可能か?
半年から1年ほどと、常温でも比較的長持ちする即席麺類。できるなら2年くらいもってくれるといいな…と思ったりしませんか。長期保存といえば、冷凍があります。常温で1年くらいもつなら冷凍したらその倍の2年ほど保存できないかと考える方もいるのでは?
カップラーメンは冷凍保存できるのでしょうか。
カップラーメンは冷凍に向かない
実は、長くなると思われがちな冷凍保存。向く食品と向かない食品があります。カップラーメンなどフリーズドライ製品は、乾燥させているので冷凍には向いていません。水分がないので凍らないのです。
長期保存といえば冷凍と考えがちですが、2年どころか逆に消費期限を縮めてしまうことにもなります。その理由は…。
麺がしける
フリーズドライは、その名前からもわかるとおり凍らせて水分を抜き長期保存するために作られた技術。すでに製造過程で一度凍っているのです。
また、カップヌードルを作る時に感じる「すぐにお湯を吸って麺が戻る」ことから、吸水性が高いことも想像にやすいでしょう。冷凍庫の中は以外に湿度が高いです。逆に乾燥した麺が水分を吸収していたみやすくなってしまいます。
冷凍庫内のニオイを吸収する
フリーズドライ製品は、給水とともにニオイも吸収しがちです。いろんな食材のニオイがつきやすい冷蔵庫(冷凍庫)に保存することで、庫内のニオイが移ってしまって美味しくなくなる心配もあります。
湿度と温度に気をつけて常温保存がおすすめ
残念ながら冷凍保存には向かないカップラーメン。できるだけ長く保存したいと思うなら、メーカーが推奨する(パッケージに記載されている)保存方法が一番です。具体的には、乾燥して風通しのよい冷暗所に保存するなどになります。