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カップラーメンの賞味期限切れ後は捨てるべき?
カップラーメンを長く美味しく食べるには
カップラーメンの賞味期限切れ後は捨てるべき?
消費期限切れでなければ食べられる
賞味期限が書かれている食品には、消費期限が書かれていないことが多いですね。そのために、賞味期限が切れたらもう食べてはいけないと勘違いしている人も時折みかけます。でも、実際は、風味が変わることはあれど、食品としての安全性には問題はありません。
カップラーメンの消費期限は?
消費期限が明記されていない食品、ここではカップラーメンの消費期限は?というと、これが諸説あります。賞味期限のプラス3ヶ月という説もあれば、製造日から1年程度は食べられるという説もあります。
今は販売されていませんが、以前は1年や2年どころではなく、10年食べられるカップラーメンもありました。パッケージの材質、スープが粉末か液体か、ノンフライ麺かそうでないかで微妙に分かれるようです。
おおまかな目安として9ヶ月から1年と覚えておくとよいでしょう。
製造から9ヶ月を目安としよう
10年も食べられるカップラーメンは特例として、消費期限について説がいろいろある場合は、短い方を目安とするのが安全です。通常で賞味期限は半年。消費期限はそれよりも長く約1年ほど。
2年近くたってしまった保存用のカップ麺はもったいないですが食べずに捨てましょう。ここでは、賞味期限プラス3ヶ月説を最低ラインとして消費期限目安とすることをおすすめします。
1年ほどたってしまったものは、中を確認して品質の劣化がないようなら自己責任で。
カップラーメンを長く美味しく食べるには
①湿気
賞味期限にしても消費期限にしても、そこに書かれている日付は「目安」です。保存の状態によっては、その期限以内であっても食品が痛む、味が変わるということもあります。特にカップラーメンなどフリーズドライ食品に大敵なのは、湿気です。
菌が繁殖するのは、それに適した湿度と温度が必要となります。即席乾麺をできるだけ安全に、美味しく、長く保存したいなら、湿気の多い場所に保存しないように注意しましょう。
②温度
食品の品質が変わってしまうのは湿度だけとは限りません。高温の場所に置くことも、食品を変質させてしまう原因となります。高温の場所は食品だけでなく、パッケージのいたみも引き起こす可能性があります。
パッケージがいためば、中の食品が菌を含む外気に触れることになります。結果的に書かれている賞味期限、消費期限よりも先にカップラーメンが食べられなくなることになってしまいます。
③製造日チェック
こちらは保存方法ではないのですが、長く保存するためには買う時の製造日チェックもしっかりとお忘れなく。安売りのカップ麺の中には「消費期限が近い」という訳あり商品も少なくありません。
安いからと大量買いすると、半年もたたずに消費期限になってしまうことも…。カップ麺類を長持ちさせるためには、保存方法だけでなく、買う時の注意も必要ですね。