弁当チェーン各社より高価格、セブン-イレブンの『海苔弁当』

セブンの『海苔弁当』はコスパ悪いのか…オリジン、ほっともっとと徹底比較
(画像=『Business Journal』より 引用)

 意外と個性的で、それぞれ強みがあるライバルたちを比較してみた所で、いよいよセブンイレブンの『海苔弁当』をチェックしてみよう。

 496円は、価格でいえば最高値。コスパに関しては、この時点でかなりのビハインドだ。

 おかずの構成要素は白身魚フライ、ソース付きコロッケ、ちくわ磯辺天、トマトソーススパゲッティ、ごま入りピリ辛きんぴらごぼう、玉ねぎ入りタルタルソース、大根漬けといったところ。

 白身魚は風味が強いが、どことなくマクドナルドの「フィレオフィッシュ」系の味わい。ちくわも味が濃い目だが、ちゃんと磯辺なのはポイントが高い。ただし、サイズは明らかに小さめだ。そのボリューム不足を補うのが、他社の弁当には入っていないコロッケ。ぎゅっとプレスされたような食感で味は濃いが、全体を引っ張るほどの存在感は無いというのが正直な感想だ。トマトスパゲッティは、いわゆるガロニなので味は期待していないが、若干のトマトテイストが箸休め的な役割を担ってはいる。

 コスパ感に影響を与えるボリュームだが、意外にも容器込み重量は約390グラムとトップクラス。“ステルス減量”が噂されていたが、弁当しては十分な満足感を保持しているといっていいだろう。