昨年の『鎌倉殿の13人』は三谷幸喜氏の脚本ということで話題を呼び、放送終了の時期にはネット上で「鎌倉殿ロス」も広がっていた。そんな『鎌倉殿の13人』も途中で12%台を連発したり、『2022 FIFAワールドカップ』の日本対コスタリカ戦の中継と裏かぶりした11月27日(第45回)は6.2%を記録するというダメージをくらったりもしたが、放送を開始した1月以降、3月までは最低でも13%台をキープ。それと比較すると、今年の『どうする家康』が早くも12%台を刻んでしまったことは、やはり心配だ。また、「鎌倉殿ロス」から抜け切れず『どうする家康』の視聴ができていない人もいるかもしれない。
「三谷氏が脚本を務めた16年の『真田丸』(堺雅人主演)も人気があったのに比べ、翌17年の『おんな城主 直虎』(柴咲コウ主演)は評価もいまひとつで視聴率的にも苦戦。良作の後だと、視聴者を新たに魅了するのに苦労してしまうという面はあるかもしれない」(テレビ局関係者)