曇りの日の方が日焼けしやすいというのは比較的有名な話です。確かに曇りの日に安心して外に出て日に焼けてという話は多くあります。しかし、なぜ日光が少ない曇りの方が日焼けしやすいといわれているのでしょうか。こんかいは、その真相や原因、対策方法を解説します。

目次
曇りの日こそ紫外線対策が重要
なぜ曇りでも日焼けするの?

曇りの日こそ紫外線対策が重要

曇りでも日焼けはする!

曇りの方が日焼けしやすい?意外と知らないその原因と対策方法を解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

曇りの日は晴れの日よりも太陽の光が弱く、日に焼けそうにありません。しかし、なぜか曇りの日の方が日焼けしやすいという噂が広く広まっているのも事実です。曇りの日に日焼けするという噂が生まれたのはなぜなのか、その対策方法はあるのかなどをチェックしてこの先、曇りの日にお出かけしても予定外の日焼けを負わないようにしましょう。

なぜ曇りでも日焼けするの?

日焼けの原因は「紫外線」

曇りの方が日焼けしやすい?意外と知らないその原因と対策方法を解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

人の皮膚は紫外線を受けるとメラニンを分泌し、皮膚の奥に紫外線が浸透するのを防ぎます。そんなメラニンによって皮膚に茶色い色素が沈着することが日焼け」の仕組みなのです。身体を守るための防衛機能ですが、シミができるのも嫌だし肌が黒くなるのも嫌だという人は多いでしょう。

サンバーンとサンタンの違い

日焼けするとすぐに黒くなる人と赤い炎症が起こる人がいます。元々肌のメラニン色素が多く色黒な人サンタンという色素沈着が早く起こりやすく、肌もすぐに黒くなる焼ける傾向があります。一方、色白の人はサンバーンという赤い炎症が起きてヒリヒリと痛みますが、日には焼けにくく肌が黒くなることも少なくなっています。

紫外線は雲で遮断されない

曇りの方が日焼けしやすい?意外と知らないその原因と対策方法を解説!
(画像=Photo byNikolayFrolochkin、『暮らし〜の』より引用)

太陽光に含まれる紫外線の中には、障害物で遮断されやすいタイプと障害物を通り抜けて地表に届いてしまうタイプが含まれています。その為、例え曇りで太陽が隠れていても、障害物を通り抜けやすい紫外線は地表に降り注いでいるのです。曇りの日でも日焼けしてしまうのはそんな「目には映らない紫外線」が原因です。

雲を通過するのはUVA

曇りの方が日焼けしやすい?意外と知らないその原因と対策方法を解説!
(画像=Photo byKranich17、『暮らし〜の』より引用)

雲を通り抜けて地表に届くのは、UVAという種類の紫外線です。UVAは皮膚の表面ではなく、その下の真皮まで届く紫外線です。そして真皮の細胞を破壊して、日焼けだけではなくシミやたるみの原因を作り出すのです。ちなみに、赤い炎症を起こして肌を黒くするのはUVBと呼ばれる紫外線で、この種類は障害物に遮断されやすいので曇りの日には届きにくい傾向にあります。