特に今は円安であり、この傾向が続けば、日本のスキルを持つ優秀な人材ほど、日本にいながらでも積極的に海外の仕事をこなすことに合理性を持つようになる。そして仕事を通じてグローバルスタンダードなテクノロジーが浸透することで、結果として人々の行動変容が促進されるだろう。

未来のことは誰にも分からない。なくなると言われていた仕事が消えずに残ることがあるかもしれないし、消えないと思われていた仕事が消えるかもしれない。もちろん、筆者も未来予想などできない。できもしない未来予想を頑張るのではなく、我々ができることはどんな時代でも価値を提供できるようなビジネススキルの研鑽を積み、市場価値を高め続けることであろう。

■最新刊絶賛発売中!

「10年後に消える職業予測」はその後どうなった?
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より 引用)

■Twitterアカウントはこちら→@takeokurosaka

■YouTube動画で英語学習ノウハウを配信中!

文・黒坂 岳央/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

【関連記事】
「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
大人の発達障害検査をしに行った時の話
反原発国はオーストリアに続け?
SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
強迫的に縁起をかついではいませんか?