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天井

撮影:たけしな竜美(画像=『TOCANA』より 引用)
下ばかりではなく、上にも注意が必要です。相当に運が悪ければ、たまたま崩れた天井の板が身体に直撃、痛い思いで済めばマシという程度のダメージを受けます。めったにありませんが回避が非常に難しいトラップで、避けるためには建物自体の強度にも気を回さなければなりません。
一応、天井からパラパラと破片が落ちている、などの前兆は見られますので、そのような場所の下には行かないようにしましょう。

撮影:たけしな竜美(画像=『TOCANA』より 引用)
廃墟は放置され続ければ最終的に、完全に崩壊して姿を消します。その瞬間に出くわすことはまずないかと思いますが、少しでも危険と判断したならばそれ以上近寄らない、というのが最も重要なことです。
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奈落

撮影:たけしな竜美(画像=『TOCANA』より 引用)
ホテルなどの高さがある廃墟や、廃工場などの施設系廃墟には、上から下まで吹き抜けの奈落がしばしば見られます。当然、落ちれば最低でも大怪我は免れません。

撮影:たけしな竜美(画像=『TOCANA』より 引用)
特に厄介なのは、鉱山廃墟に見られる「掘った石を下へ落とす穴」です。たとえばかつて三重県に存在した巨大廃鉱山「白石鉱山」では道の真ん中に、まるで落とし穴のように奈落が設置されており、うっかり落ちた人も少なからずいたのではないでしょうか。
余談となりますが、白石鉱山ではこの穴の上に大きな丸太で組まれた蓋がしてあったり、外されていたりと、何かがあったのでは、と邪推してしまうような変化が訪れる度に見られました。