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なぜか海外で「サファリ」リメイク登場、ニスモもある6代目

なぜか海外で「サファリ」リメイク登場、ニスモもある6代目

ランクルと同期の「パトロール」とはどんな車?歴代車種も紹介
(画像=6代目パトロールNISMOは、記事冒頭の写真で紹介したスーパサファリと異なる都会派仕様で、他にオールラウンダーな標準仕様もあり,『MOBY』より 引用)

いくら日本で売れなくとも、海外には中東の砂漠でヘビーなSUVをガンガン走らせたいお金持ちや、居住性とタフネスぶりを兼ね備えたオフローダーがいくらでも欲しい国連など、パトロールを求めるユーザーはたくさんいます。

そんなわけで5代目の生産・販売を継続しつつ2010年に6代目パトロールが登場、4輪ダブルウィッシュボーン独立懸架や最新のオートマや各種電子制御を備えたハイテクなヘビーデューティーSUVとなりました。

オフロードのみならずオンロード(舗装路)での走行性能も重視、「砂漠から都会のオフィスまで走れるオールラウンダー」として人気となっており、都会派モデルとしてパトロールNISMOもラインナップ(※)。

(※日本でも富士スピードウェイでSUPER GT用FRO─ファースト・レスキュー・オペレーション─車両として使用)

面白いのは2022年に追加された「スーパーサファリ」で、日本では結局人気車になれなかった2代目サファリのルックスを6代目で再現したリメイク版、当時のファンなら涙を流して懐かしがりそうな仕様ですが、これが海外専売ですから悲しいものです。

こうした日本のオフローダーファンには涙モノのモデルが登場するたびに「日本での販売再開待望論」はあるものの、キャラバンがハイエースに、エルグランドがアルファードに敗北しているところへ現行パトロールを持ち込んでも、厳しいのは目に見えています。

既にランクル300のオーダーを入れて数年ごしの納車を待ち望んでいるユーザーが、退去してそれを放り出し、パトロールを注文するというのも考えにくいので、このまま日本は放っておいて、「世界のパトロール」でいいのかもしれません。

どうしても欲しい場合は、姉妹車のアルマーダやインフィニティQX80同様、逆輸入車を取り扱っているショップへ相談してみましょう。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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