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湯煮の前に!魚の生臭いにおいを取る下処理
基本の湯煮の作り方レシピ
湯煮の前に!魚の生臭いにおいを取る下処理
湯煮をする前にはしっかりと魚の臭いを取ることを推奨されています。他の魚料理にも活用できて、魚の生臭い感じが苦手という人にも食べやすくなる下ごしらえ方法ですので覚えておくといろいろと役立つでしょう。
下処理1.手早く水洗い

魚の臭いは菌の繁殖によるところも大きいです。まずはよく魚の切り身を水洗いして洗い流してしまいましょう。このときいつまでもじゃぶじゃぶ洗うと魚がみずっぽくなって、美味しくなくなってしまうのでできるだけ手早くがコツ。
下処理2.迅速に拭き取り
洗い終わった魚はそのままにしておくと水に浸かっているのと同じ。水分を吸ってしまわないうちに手早くキッチンペーパーなどでしっかりと水分を拭き取ってください。
下処理3.それでも生臭いときは塩で

新鮮な切り身であればこれで生臭さは十分抑えられるのですが、時間がたってしまった等で臭いが気になる場合は、塩を少量こすりつけてそれで洗います。こうすることでより表面のにおい成分が取れて食べやすくなるでしょう。
下処理4.血合いはしっかり取り除く
表面の菌の他に臭うといえば血合い部分。これも取り除くことで随分食べやすくなります。手で取れない場合は歯ブラシなどで軽くこすり洗うのがおすすめ。こちらもいつまでもゴシゴシとせず手早く下処理を済ませてしまいましょう。
基本の湯煮の作り方レシピ
下処理が終わったら早速湯煮の作り方です。レシピはシンプルですがそのやり方には知ると納得の美味しくするコツがたくさん詰まっています。
1.塩を振り5分放置

うす塩を切り身の全体にあてて5分ほど置きます
引用元: pride-fish.jp
塩はうす塩で。味付けのためにおこなうのではないので、あまりたくさん付ける必要はありません。浸透圧の働きで臭みを含んだ汁が表面に出してしまうようにする絶対に外せない手順です。
2.お湯に酒を加える

酒(大さじ3)を加えます
引用元: pride-fish.jp
塩をふって放置している間にお湯を沸かしておきましょう。グラグラと沸騰させる必要はありません。
3.火が通るまで茹でる

身がほぐれるようになるまで
引用元: pride-fish.jp
日本酒を入れたお湯で魚を茹でるのですが、このときに沸騰させないのが湯煮の一番のポイントです。中で魚があばれてしまうようでは湯煮は成功しません。茹で時間は上記の身がほぐれる程度を参考に時間調整してください。
基本の食べ方はポン酢でさっぱりと
調理方法は上記の3ステップのみ。使用するのは塩少量と日本酒だけ。食べるときに大根おろしにポン酢を掛けたものなどで味を付けるのが一般的な食べ方です。とても簡単に作れるので、自分でも試してみようと思われるのではないでしょうか!