【目次】
【残したい財産別】債務整理の適切な手続きの選び方
ブラックリスト入りのデメリットを軽減する対処法

【残したい財産別】債務整理の適切な手続きの選び方

残したい財産別に、債務整理の選び方を紹介します。

住宅ローン返済中の自宅を残す:個人再生
住宅ローン返済中の自宅を残しつつ、債務の減額幅を大きくしたい場合には、個人再生が適しています。個人再生では、住宅ローン特則を利用することで、自宅を残すことができる場合があります。

自動車や自宅などひととおりの財産を残す:任意整理
自動車や自宅などひととおりの財産を残したい場合には、任意整理が適しています。任意整理では残したい財産を整理の対象から外すことで、それらを残すことができる場合があります。

自宅や車などを債務整理の対象から外しつつ、債権者と交渉をすることで「主な財産を残しつつ和解成立する」ことが目指せます。

ブラックリスト入りのデメリットを軽減する対処法

債務整理によりブラックリストに入ってしまった際のデメリットを軽減する方法は以下の通りです。

・デビットカードを利用する
・スマホは一括払いか中古端末の購入
・債務整理の対象を事前に選り分けて整理しておく

デビットカードを利用する
ブラックリスト入りによってクレジットカードの利用が制限される場合、デビットカードを利用することが選択肢となります。デビットカードは利用時に銀行口座から引き落とされるため、信用情報に事故情報が残っていても発行が可能です。

スマホは一括払いか中古端末の購入
ブラックリスト入りによってスマホの分割払いが制限される場合、一括払いか中古端末の購入を検討しましょう。これによって分割払いの制約を回避できます。

債務整理の対象を事前に選り分けて整理しておく
特に任意整理を行う際には、対象となる債務を事前に選り分けて整理することが重要です。必要な債務の整理を行い、制限を受ける可能性のある財産や契約を最小限にすることで、制約を軽減しつつも借金の減額もかなえられます。