債務整理とは、借金の減額や免除を目指す法的な手続きのこと。借金に苦しむ人にとって、救いの手になるでしょう。しかし、債務整理にはデメリットも存在します。特に、信用情報に事故情報が登録されることで、ローンやクレジットカードなどの利用が制限されてしまいます。

この記事では、債務整理の各手続きごとにデメリットとその対処法を紹介します。

【目次】
債務整理手続きの種類
信用情報への事故記録(ブラックリスト)は共通のデメリット

債務整理手続きの種類

債務整理には任意整理や自己破産など、様々な手続きがあります。

【完全ガイド】債務整理の各手続きごとのデメリットとは?制限が生じることと対処法
(画像=債務整理の種類は主に4種類、「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」です。なお、この中でも特に多くの人が選ぶのが「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3通りの方法です,『オトナライフ』より 引用)

それぞれの手続きには特定のデメリットが存在しますが、適切な対処法を選ぶことでデメリットを軽減できます。

【完全ガイド】債務整理の各手続きごとのデメリットとは?制限が生じることと対処法
(画像=「任意整理」か「個人再生」は持ち家を手放さずに整理することが可能です。加えて、官報に氏名や住所を掲載したくない場合は「任意整理」をまず検討すると良いでしょう。なお個人再生と自己破産は減額幅が大きく、メリットが大きいですがその分後述するようなデメリットも大きいです,『オトナライフ』より 引用)

信用情報への事故記録(ブラックリスト)は共通のデメリット

債務整理を行うと、信用情報に事故情報が登録され、ブラックリストに載ることになります。

【完全ガイド】債務整理の各手続きごとのデメリットとは?制限が生じることと対処法
(画像=これにより、クレジットカードの利用や新たな借り入れが制限されるなどのデメリットが生じます,『オトナライフ』より 引用)

ブラックリストに掲載されると具体的に何が制限される?
ブラックリストに載ると、クレジットカードの利用ができなくなったり、新たな借り入れが制限されるだけでなく、携帯電話の分割払いや賃貸住宅への契約が難しくなる場合もあります。また、子どもの奨学金の保証人にもなれなくなる可能性があります。