目次
マンション投資で失敗しないために
投資マンションに関するよくある質問
マンション投資で失敗しないために
マンション投資における失敗とは、マンション投資を最終的に赤字で終えることを指します。マンション投資で失敗しないためのポイントを紹介します。
マンション投資におけるリスクと回避策を把握する
マンション投資は空室リスクの他、天災によって建物が損害を受けるなどのリスクがあるため、リスクの内容や大きさを把握して回避策を立てておきましょう。
空室リスクに対しては物件選びの段階で立地の良い物件を選ぶこと、天災による建物の損害に対しては、適切な火災保険や地震保険に加入することでリスクを軽減できます。
将来を見据えてシミュレーションする
マンション投資は入居者がいる限り、将来に渡って継続的に収入を得られます。しかしマンション投資は購入して終わりではなく、時間の経過とともに劣化したり、設備の交換が必要になったりします。
マンション投資の資金計画を策定する際は、将来的にこうした設備交換や修繕費用がかかることを見据えたシミュレーションを作成しましょう。
複数社に相談し、物件やサービス内容を比較する
不動産会社は物件を販売すれば利益を得られるため、メリットばかり説明するような業者に当たってしまうことも考えられます。1社だけで話を聞いていると気づけない可能性があるため、複数社に相談して物件やサービス内容を比較することをおすすめします。
投資マンションに関するよくある質問
投資マンションに関するよくある質問、および回答を紹介します。
マンションの寿命はどれくらいですか?
税法上、鉄筋コンクリート造の建物の法定耐用年数は47年と定められています。しかし法定耐用年数は減価償却費を計算するための数値であり、実際に47年を過ぎても流通している例はたくさんあります。また国土交通省により設置された「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」の報告書によると見解では、ここ20~30年に建てられた住宅は性能が向上しているため、「適切なリフォームにより、100年でも十分も持つもの」とされています。
マンションの寿命を長く保つためには、日頃のメンテナンスと、長期的な視点で修繕計画を立てたうえで修繕計画を実行することが大切です。
投資マンションに自分で住むことはできますか?
投資用マンションと居住用マンションは、設備仕様などに差はあるものの「人が住む」という基本的な用途は同じであるため、投資マンションにご自身で住むことは可能です。
しかし、不動産投資ローンを利用している場合は、借り入れた資金を不動産投資に使うことを条件として融資を受けているため、金融機関との契約に違反してしまうことになります。投資用マンションをご自身の住居としたい場合にはまず金融機関にローンの用途変更について相談してみましょう。
また、不動産投資ローンを利用していない場合や完済後であっても、すでに住んでいる居住者を退去させる場合には正当事由が必要となり立退料を求められることになります。
空室・滞納リスクの回避方法について知りたいです
空室・滞納リスクを避けるには、サブリースの活用がおすすめです。サブリースとは、サブリ-ス業者がオーナーから賃貸物件を借り上げて転貸する仕組みのことです。
サブリース業者は空室の有無に関わらず、サブリース手数料などを差し引いてオーナーに保証賃料を支払うため、オーナーが空室リスクを負うことがありません。ただし契約期間中であっても、更新時期にかかわらずサブリース業者から「借地借家法第 32 条」の規定により賃料の減額や、サブリース契約の解除をされることがあります。