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ラオカイの魅力3:丘の上の寺院 アッパー ラオ カイ寺院
ラオカイの魅力4:地元タクシーの車窓から眺めるラオカイの街

ラオカイの魅力3:丘の上の寺院 アッパー ラオ カイ寺院

ベトナムハノイから夜行列車で中国国境の町ラオカイに!列車内の様子とラオカイの街をレポート
(画像=『たびこふれ』より引用)

ラオカイマザーテンプルから歩いて10分くらいのところに、アッパー ラオ カイ寺院(Upper Temple)があります。まっすぐ道なりに歩いていくと画像のような大きな門があるのですぐにわかります。ここはラオカイでいちばんの名所なので、ぜひ立ち寄りたいところ。外国人の姿はほとんどなく、地元ベトナム人の観光客でにぎわっている寺院です。

ベトナムハノイから夜行列車で中国国境の町ラオカイに!列車内の様子とラオカイの街をレポート
(画像=『たびこふれ』より引用)

門をくぐると屋台が多くあります。そのまま奥に進むとようやく寺院の入り口があります。アッパー ラオ カイ寺院を調べると日本の江戸時代に該当する、後黎朝(こうれいちょう)の黎熙宗(れいきそう) の治世の時代(1680-1705)に建てられ、1996 年にベトナムの歴史的、文化的遺物として指定されました。

寺院の入り口から階段を上っていきます。ゆっくりとした段で、かつ新しく整備されているので歩きやすいです。ある程度上がると、大きなガジュマルの大木が見えてきます。このガジュマルは樹齢は数百年(300年以上)あるとということで、大切に祀られていました。

ベトナムハノイから夜行列車で中国国境の町ラオカイに!列車内の様子とラオカイの街をレポート
(画像=『たびこふれ』より引用)

最も上まで上がってきました。ここまでくると神聖なる場所ということで、敬虔なベトナムの人たちが拝んでいるので安易に近づけない雰囲気があります。アッパー ラオ カイ寺院を祀っているのは、チャンフンダオ(陳興道)で、ベトナム陳朝(日本の鎌倉時代)の将軍でありベトナムに3度もあった元寇を防いだことで有名です。

ラオカイの魅力4:地元タクシーの車窓から眺めるラオカイの街

ベトナムハノイから夜行列車で中国国境の町ラオカイに!列車内の様子とラオカイの街をレポート
(画像=『たびこふれ』より引用)
ベトナムハノイから夜行列車で中国国境の町ラオカイに!列車内の様子とラオカイの街をレポート
(画像=『たびこふれ』より引用)

アッパー ラオ カイ寺院からラオカイ駅まではタクシーで帰ることにしました。ラオカイのタクシーは、画像のようなゴルフカートのような形をしたものが走っています。アッパーラオカイ寺院からラオカイ駅までは、交渉制となっており10万ドン(約570円)でした。6人は乗れるので大人数で利用したほうが得です。

ベトナムハノイから夜行列車で中国国境の町ラオカイに!列車内の様子とラオカイの街をレポート
(画像=『たびこふれ』より引用)

タクシーでそのまま駅に戻ろうと思いましたが、同じラオカイでもソンホン川の対岸が少し気になっていました。すると運転手が「30万ドン払ってくれたら、川の対岸も案内してやるよ」みたいなことを言ってきました。ラオカイの街に行くのも最初で最後かもしれないので、今回は30万ドン(約1,700円)でお願いすることにしました。

ベトナムハノイから夜行列車で中国国境の町ラオカイに!列車内の様子とラオカイの街をレポート
(画像=『たびこふれ』より引用)

タクシーはソンホン川を渡り、少し北側まで特別に走ってもらいました。ビュースポットということで少し降りて見学できました。川の対岸に見えるビル群は中国の街並みです。そこには近界地帯(BORDER BELT)と書いてあり、改めて国境に来ていることがわかりました。

ベトナムハノイから夜行列車で中国国境の町ラオカイに!列車内の様子とラオカイの街をレポート
(画像=『たびこふれ』より引用)

そのまま駅方向に戻ります。行きとは違いソンホン川の対岸の街をタクシーは通過していきました。行きの街よりも帰りに見たこのエリアのほうが市場があって発展しているようでした。

最後は、ソンホン川にかかるCầu Phố Mới橋を渡り無事にラオカイ駅に到着しました。半日だけの滞在でしたが国境の街らしい独特の雰囲気を存分に味わえました。