2022はどうなった?
これは2021じゃないガーという反ワクさん。反ワクにも2種類あって「恣意的に海外の情報を歪めて伝えるタイプ」と、「単に信じる馬鹿」です。この前者はとにかく海外データが好き。そして最大特徴は
都合のいい国だけを持ってくる
ということです。たとえばこちら。
ワクチン接種回数が多く超過死亡が増えた国だけ集めてグラフにしてそれらしく見せる。しかも日本が入ってない。この制作者はロシアのウクライナ侵攻から突然のようにロシア礼賛のアカウントになりました。w
で、↓多くの国をいれるとこうなる。2022ですのでオミクロンです。日本は第4波のアルファまでは固有の免疫【HLA24】がありこれがおそらくファクターXでした。効果が切れたデルタでは高齢者にワクチンが間に合った。だから超過死亡が少なかったがオミクロンでは他国と変わらなくなったわけですね。

wakuwakuさん制作
接種率は右軸、超過死亡は左軸。コレ見るとはっきりいって「超過死亡はワクチンと関係なさげ」に見えます。日本はワクチンは多いが超過死亡は真ん中くらい。コレだけ見ると世界的にはワクチン打とうが打つまいが、オミクロンでは大差なかったように見えますね。ただ、突出して超過死亡が多い国はやはりワクチン回避国です。
遡ってひとつ上の「ワクチンが超過死亡の原因ガー」グラフでは、超過死亡が多いロシアが省かれていて、ブルガリアの超過死亡は数値を低く改竄。他の超過死亡が多く接種率が低いボスニアヘルチェゴビナ、ジョージア、ラトビア、などが意図的には省かれているのが分かります。
2022の超過死亡が増えた最大要因は老衰ワクチンで死んだなら心筋梗塞などが多くないといけないのですが、なんと一番増えたのは老衰・・・・・・。ワクチン打って老衰で亡くなった人がいないとはいいませんが、それってもう寿命だったのでは?
わたしの父はデルタの前の第4波のときに93歳で自宅で老衰で亡くなりましたが、訪問医は「あと数週間の命の人にワクチン不要です」ということで打ちませんでした。しかし家庭によっては絶対打ってくれというところもけっこうあるということでした。
こういう人たちがワクチン打って高熱で亡くなったとしても超過死亡には算入されませんよね。もともと余命わずかなわけでワクチンなくてもその年に亡くなっていたはずだから。
終末されているお医者さんからは「コロナ(オミクロン)にかかって治癒したものの、体力が無くなって老衰や基礎疾患が悪化して亡くなる人が多い」とは聞きました。亡くなった時にコロナに罹患していなければコロナ死にはカウントされません。遠い知人で2人、こういう人がいるので説得力があるとわたしは思います。
ついでに言うと、日本でも超過死亡の多い県はワクチン接種率の低い県です。65歳以上ワクチン4回目接種率が最低の沖縄と4位の大阪がリードしています。
ざっくり計算しますと
ワクチン接種率と超過死亡の関係を計算しました。65歳以上5回目ワクチン接種率の高い県ベストスリーの2022超過死亡(1000人あたり)
接種率の高い県 超過死亡率 高齢化率 1 岩手 76.55% 1.27 38.1% 2 新潟 75.96% 0.648 33.2% 3 山形 73.47% 0.933 34.3%
低い県ベストスリー 1 沖縄 47.44% 1.3 23.1% 2 徳島 61.86% 0.867 41.5% 3 愛知 61.49% 0.794 33.1%
超過死亡が図抜けて多いのは大阪で2.96。ワクチン接種率62.48% ワースト4位
接種率が高いほうが多少は超過死亡が少ない程度でオミクロンでは超過死亡とワクチンはあまり関係が無いように見えます。ワクチン打ちまくったら超過死亡出まくりということは全くない。
日本については「ワクチン打ちまくると死人がたくさん出る」ということは全く無いと思います。高齢化率が低い沖縄はワクチン接種率が低くて超過死亡率も高い。岩手はおそらく高齢化。大阪もワクチン接種率が低くて鬼のように超過死亡が出ているがこれは特定地区の存在が大きいと思う。
ワクチンのせいで感染拡大した? → 真逆でしたすでにアメリカの大規模論文では日本の第7波〜8波の感染爆発はそれまでに自然感染が少なかったからとされています。どうして自然感染が少なかったか
・第4波までは日本人固有のHLA24が自然免疫となった → 東大と理科科学研究所の論文 ※マスクや手洗いじゃナイと思います
・第5波のデルタは高齢者にワクチンが間に合った
デルタの感染拡大の前に高齢者にワクチンを2回打ち終わった。デルタまではワクチンは感染防止効果がきっちりとあった。デルタの時の感染者の年齢別分布を見たら分かります。デルタで死んだのは40〜50代のおじさんばかり。
見事なまでのデルタの時のグラフです。高齢者のワクチンは7月上旬までに9割弱が打ち終わり、同時に新規陽性者における高齢者の比率が急低下。陽性者の数が激増する施設のクラスターもほとんどでず。
・感染力が強くなったオミクロンではワクチンの感染防止効果がなくなり一気に感染爆発
同様にワクチンで鎖国していたニュージーランドと台湾も、オミクロンには感染防止効果がなく、自然感染もないので一気に感染爆発して人口あたりの死者は日本をぶち抜きました。