1. ワクチン疑いの死者は最初が多くてあとは激減している

仮に超過死亡がワクチンが原因なら、ワクチン死亡疑いも増加していないといけない。結果はどうか。

まずは2021年。

最初だけどっと出たワクチン疑いの死者は3回目接種のあとは激減・・・・・

最近のは厚労省のサイトで公開されています。今年の4/28に新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の数。(コミナティ筋注、ファイザー株式会社)

これはワクチン疑いではなくてワクチンを打ったあとしばらくして亡くなった人の数ですが、3回目以降には激減しています。「医師が面倒になって報告しなくなったからだ」という反ワク医師にTwitterで絡まれましたが、それピークアウトした理由が「マスクをピチっとしたから」といって笑われた二木先生と同じく個人の感想でしょ。ww だいたい家族がワクチン打った直後に死んだら私だって報告上げてくれって言うわ。明らかに回数を追うごとにワクチン打って直後に亡くなる人は減っているのです。

理由として考えられるのは、

亡くなる人は最初に亡くなった ワクチンにだんだん慣れた ワクチンがこっそり改良されていた

くらいですが、そのどれだとしても超過死亡が2022年に増加したのはワクチンではない事になります。

2. 日本の人口あたり超過死亡は世界ではめちゃくちゃ少ない → オミクロンで真ん中くらいになった

ワクチンが超過死亡の原因なら、世界一ワクチンを打ってる日本は世界一超過死亡(率)が高い国でないといけませんよね。世界を見てみましょう。慈恵医大の論文です。右下の超過死亡率が一番低いところに日本がいます。

このグラフは「2021年末までの累積ワクチン2回接種率」で、これも‐0.82と非常に高い相関係数を示しました。ワクチン接種率が高い国ほど超過死亡率が低いという予測可能な結果ながら、ワクチン接種により大勢の命が救われたことが示されていると考えられます。

日本の超過死亡率は世界でもニュージーランド、オーストラリアと並んで最低ラインです。そして超過死亡率が恐ろしく高いのはワクチン接種率の低い国

超過死亡率の判明している160か国のうち、60歳以上の高齢者率が高い上位40か国についてコロナ禍前の各国公表データとの関係を調査したところ、上位から「各国 60 歳平均余命」、「ワクチン接種率」、「国民 人当たりの GDP」の順に強い相関を示していることが判明しました。 相関の強かった上位 3 項目 (1).各国 60 歳平均余命(2016年) (相関係数=‐0.91) (2).ワクチン接種率 (相関係数=‐0.82) (3).国民1人当たりの GDP(2016 年) (相関係数=‐0.78)

0.0~0.2 ほとんど相関関係がない 0.2~0.4 やや相関関係がある 0.4~0.7 かなり相関関係がある 0.7~1.0 強い相関関係がある

ということで、ワクチンは超過死亡を減らすことに高い相関関係があり、「ワクチンのせいで超過死亡が増えたはあり得ない」と分かります。