賃貸の床をクッションフロアにする注意点
貼ってはがせる方法でリフォームする
TRUSCO(トラスコ)MTA-5018-2-Y

賃貸住宅の床にクッションフロアをDIYして変える場合は、借りている部屋の退去時にきれいに取り外せるように注意しましょう。クッションフロアを貼る両面テープは、貼ってはがせるタイプを必ずつかいましょう。また、両面テープがきれいにはがれるか心配な方は、床にマスキングテープをはって、その上に両面テープをはると安心です。

できればクッションフロアをはる本番前に、両面テープやマスキングテープを床にはって数日おいて、きれいにはがせるかどうか確認しておくと安心です。畳の上にはる場合は、畳に直接テープをはってしまうと、はがすときにテープのベタベタが残ってしまう可能性があるのでやめておきます。絨毯用の長いピンや大きなホッチキスのようなタッカーがおすすめです。
カビが生えないように防湿、防虫シート
強力防湿シートS スーパーグレード品 50m巻

塩化ビニル製のシートは通気性が悪いため元の床に湿気がたまり、和室の場合は特にカビが生えてしまうことがあるのがデメリットです。また、床とクッションフロアの間に虫が発生してしまうこともありますので、クッションフロアの下に防湿、防虫シートをつかいましょう。虫を発生させないためには、DIYする前にしっかり掃除をしておくことに注意しましょう。一度リフォームしてしまうと、はがすまで床に汚れが残ったままになってしまいます。
賃貸の床をクッションフロアにする道具
貼ってはがせるタイプの両面テープ
セメダイン TP-145

賃貸住宅の床を変えるには、貼ってはがせるタイプの両面テープを使用しましょう。クッションフロアをはる専用に作られているものが、テープに幅があり、厚さが薄すぎないのでつかいやすいです。両面テープは部屋の端の床だけではなく、中央部分にも固定するため使用量は意外と多く、両面テープの購入時には注意が必要です。
カッターナイフ、はさみ
オルファ(OLFA) スピードハイパーAL型 227B

カッターナイフは、厚めのビニールでもカットできるように、大きいタイプのものを用意しましょう。また、床の形によってはハサミがあるとカットしやすいです。DIYをする前にきちんと刃物の切れ味を確認しておきましょう。カットするときに床に傷をつけないように、下に敷くマットやダンボールも用意しておきます。
長めの定規
CCINEE ステンレス直尺 定規

まっすぐカットするために、長めのステンレス製の定規を用意しましょう。定規はカッターで傷がつかないように、ステンレス製のものがおすすめです。大きなシートをカットするのに短いとつかいにくいので、できるだけ長いものを用意します。