目次
5.ウィンザーノット
6.セミウィンザーノット
ネクタイの結び方5 ウインザーノット
ウインザーノット:特徴
あらたまった大事な場に適した英国調スタイルの強い結び方。少し難易度が高いので練習が必要です。ウインザー公(英国王エドワード八世)がこの結び方を流行させたと言われています。大きな結び目は長すぎるタイやボリューム不足のノットには、結び目がふっくらと大きめに仕上がるこの結び方で解決できます。
結ぶ際には大剣を左右にかける時に、締め具合を均等にするのがコツ。
イタリアンカラーなどのワイドカラータイプのシャツに合います。
ウインザーノット:結び方
| ① 大剣を小剣の上に交差して、 大剣を襟元の方に下からくぐらせるように通してループを作り、大剣の先を自分の右胸側に持ってくる。 |
| ② 大剣の先を反対側の裏で交差して、その先を襟元の上に持っていき、巻き上げてループをもう一つ作る。 |
| ③ 大剣の先を右胸側に、横から小剣の上で交差する。 |
| ④ 大剣の先を上に持っていき、襟元の裏からくぐらせるように通して、横にできたループに通す。 |
| ⑤ 結び目を調節しながら 襟元の位置まで上げて位置と形を整える。 |
ウインザーノット:結び方を動画で見る
ネクタイの結び方6 セミウィンザーノット
セミウィンザーノット:特徴
左右対称の結び目が作りやすい結び方です。ウインザーノットよりも小ぶりな、程よい大きさのきれいな三角形のノットが特徴。大検を2回掛けした工程を、1回にしているので、仕上がりのボリュームが抑えられます。(別名ハーフウインザーノット)ウィンザーノットほど大仰ではなくスマートな印象に仕上がるので、ビジネススーツにも適した結び方と言えます。結び目が斜めになるのが気になるという方にもオススメ。
セミウィンザーノット:結び方
| ① 大剣を上にして重ね、小剣を一度潜らせたうえで、左上の喉元から左下に通す。 |
| ② ここで一度キチンと締め、形を作る。 |
| ③ 小剣の上を通って、右下から喉元へ通す。 |
| ④ 一番上になっているループの中に通す。 |
| ⑤ 結び目を調節しながら 襟元の位置まで上げて位置と形を整える。 |