駅の構内で朝を迎え、朝日の美しさに息をのみ、北海道の雄大な景色に自分の悩みの小ささに気付いたおとうさん。すでに旅の目的は達成できたようです。旅の目的地、秀岳荘にも辿り着いてあとは帰るだけ。でもお腹ペコペコなのでとりあえず何か食べたい。第七夜スタートです。

目次
はじめて入った【かつや】
札幌の街、なんか坂多くない?

はじめて入った【かつや】

アラフィフチャリダーが行く!北海道小旅行【第七夜】
(画像=撮影:ライター、『暮らし〜の』より 引用)

さて、あとは帰るだけだ。

ここからの道はなんとなく頭に入っている。

迷うこともないだろう。

それにしてもお腹が空いた。

せっかくなので札幌でおいしい物が食べたい。

できればコンビニではなくおしゃれなお店がいい。

ん~ない…

そもそもこの格好でおしゃれなお店などあるはずがない。

くわえて進む道はイメージしていたより坂が多く、急だ。

お祭りのような人混みをかき分け進むと「かつや」があった。

車で遠出をすると時々見かけていたが値段が高そうで入れずにいた。

しかしここまで基本的に麺類しか食べていない。

多少奮発してもいいだろう。

牛丼じゃないだけ僕の中では十分おしゃれな部類に入る。

メニューを見るとどれも千円以下。それで"肉”が食べられる。

甘くて濃い味のタレが身体に染みわたり、じつに美味い。

栄養補給バッチリ。さあ出発だ。

あ、脂もの食べたあとの一服はやめられない。

札幌の街、なんか坂多くない?

アラフィフチャリダーが行く!北海道小旅行【第七夜】
(画像=撮影:ライター,『暮らし〜の』より 引用)

国道36号線。

車で札幌に遊びに来た際にいつも通る道だ。

それにしてもこんなに坂道だったかな?

行けども行けども急で長い坂。しかも信号があるのでリズムに乗れない。

まあ帰るだけだ。ゆっくり行こう。

コンサドーレ札幌のホーム 札幌ドーム

アラフィフチャリダーが行く!北海道小旅行【第七夜】
(画像=撮影:ライター、『暮らし〜の』より 引用)

連続する長くて急な坂を走り、休憩したいなと思っていた頃遠くに何やら異様な物体が見えてきた。

分かりやすく表現するとマンガや映画になった、【20世紀少年】の終わりの始まりに登場したロボットみたいだ。

まぁ細菌をまき散らすことはないので近づくと、札幌ドームだった。

札幌ドームはJ1のコンサドーレ札幌の本拠地。昨シーズンまでは日本ハムファイターズのホームでもあった。

これも車で通る際に見ていたが、近くでゆっくり見るとその大きさに思わず声が出る。

大きな建物を見る機会のない田舎者は、こんなものを建ててしまう人間の力に恐怖を感じてしまう。

三井アウトレットパーク北広島店

アラフィフチャリダーが行く!北海道小旅行【第七夜】
(画像=撮影:ライター,『暮らし〜の』より 引用)

札幌ドームをあとにして少し進むと今度は三井アウトレットパーク北広島店が見えてきた。

ここはモンベルをはじめ、アウトドアショップが入っているので本当によく来る。

子供用品から若者が着る服、女性のファッションも数多く取り扱ってるので家族で一日中楽しめる。

屋内施設なので、北海道の冬でも長い時間遊べるのがまたうれしい。

坂の連続で疲労困憊。寄って行こうかとも思ったが、汚い格好をしていたし、そろそろ寝床を探さないといけない時間なので先に進むことにした。

三井は家族と来る場所だ。