さしエサ

春とはいえ、厳しい冬にいったん空になった状態からのスタートなので、基本的に魚っ気は少ないと考える。オキアミを軸に考え、状況が良くなれば乗っ込み期の特効エサ、ボケ(バナメイエビも効果絶大)を使い分けるようにしたい。釣り場によっては冬でも釣り人がコンスタントに入り、まきエサが効いている所もある。

乗っ込みクロダイ(チヌ)カカリ釣り徹底解説 【タックル・エサ・釣り方・釣り場】 くわせオキアミスーパーハード(提供:週刊つりニュース中部版 山本太郎)

そんな状況下ではエサ取りも活発に動いてさしエサを取ってしまう。もしものときの対策として激荒を用意しておくと、ことの他助けられる。1袋あれば、さしエサとしてもダンゴの混ぜやアンコとしても使えて重宝する。

乗っ込みクロダイ(チヌ)カカリ釣り徹底解説 【タックル・エサ・釣り方・釣り場】ボケ(提供:週刊つりニュース中部版 山本太郎)

例外として、的矢湾の春はクサフグが大量にわくときがある。そんな状況ではオキアミやボケではひとたまりもなく、さなぎやコーンでも間を持たすことができない。

乗っ込みクロダイ(チヌ)カカリ釣り徹底解説 【タックル・エサ・釣り方・釣り場】 アケミ丸貝(提供:週刊つりニュース中部版 山本太郎)

春先からいきなり?と感じるかも知れないが、これにはアケミ丸貝が功を奏する。もし予約時にフグが多い情報なら1kg程度、選別した丸貝ならワンパックあれば役に立つ。