欅のミニ盆栽は、剪定や芽摘み、葉かりをすると鑑賞点である繊細な枝を長く楽しめます。欅の盆栽の基本の作り方や育て方を紹介!植え替えや盆栽作りに活用できる用土作りから、施肥方法まで一挙解説します。欅の手入れ方法を覚えて、自生樹のような美しい盆栽を作りましょう。
目次
欅のミニ盆栽を楽しみたい!
欅のミニ盆栽の作り方【基本特性】
欅のミニ盆栽を楽しみたい!
欅の盆栽は意外と簡単に挑戦できる

(画像=Photo by12019、『暮らし〜の』より引用)
下にしなだれかかるような樹形が自然の壮大さを感じさせる欅は、盆栽園芸家や盆栽初心者に定番人気の樹木です。欅は葉がもさもさと茂っているので、ミニ盆栽としては育て方が難しいという想像をしがちですが、心配いりません。
欅のミニ盆栽は基本のコツさえ覚えれば、1から作るのも丈夫に育てるのも簡単です。基本の育て方、芽摘みや剪定のポイントなど、欅の盆栽に必要な情報すべてを解説します。
欅のミニ盆栽の作り方【基本特性】
欅は芽の生長が盛んなのが特徴
欅の盆栽は、冬季になると葉が落ちるタイプの樹木です。また、秋季は黄土色から紅色に色づくので、年中さまざまな顔を見せてくれます。欅の盆栽は他の盆栽と比べても芽の生長が著しく、仮に放置していたとしても伸び続けるのが特徴です。
この芽というのは葉芽のことなので、手入れを何もせずおくと葉ばかりが増えていきます。葉が多いということが欅の盆栽の魅力でもあるのですが、剪定で樹形をとどめることで盆栽としてのバリューが上がるのです。
欅は樹形の作り方がポイント

(画像=Photo by stevepaustin、『暮らし〜の』より引用)
手入れせずにいると葉芽が伸び放題とお話しましたが、欅の盆栽は芽摘みや剪定で樹形を整えることで、自生樹のような大木感を造形できます。理想の樹形が完成すると、葉が色づく時期や、冬の葉がない状態の時も見た目がきれいになるのです。
欅の盆栽の樹形仕立ては、はさみの入れ方や芽摘みのコツを知ると、作業が楽になります。基本の作り方から順を追って確認しましょう。