1. 家計の金融資産・負債の特徴

    今回は家計の金融資産・負債残高について、G7での国際比較をしてみました。

    日本はかつてアメリカに次いで家計の金融資産、純金融資産が多い国でしたが、その後停滞が続いたこともあり、相対的な存在感が薄れています。

    それでも過去に蓄積した金融資産が多く、特に現金・預金は現在もG7中で圧倒的な規模です。

    過去の蓄積によってまだ高い水準が維持されているだけに過ぎないという見方にもなるのかもしれません。

    フロー面で唯一停滞が続いていますので、この傾向が続けば今後もさらに立ち位置が低下していく事も想定されますね。

    皆さんはどのように考えますか?

編集部より:この記事は株式会社小川製作所 小川製作所ブログ 2023年3月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「小川製作所ブログ:日本の経済統計と転換点」をご覧ください。