高校生のうちに読んでおきたい本36冊をジャンル別に紹介【ライフハック・教養・哲学・小説】

大人と子どもの境目にいる高校生。多くの人が大人になってから気がつくことですが、高校生はとても多感な時期であり、この時期にたくさんの本を読んでおけばよかったと後悔する人も多いです。

本記事では、そんな高校生におすすめの本をジャンル別に紹介します。それぞれどんな本で、読むことで何が得られるのか、1冊ずつ丁寧に紹介します。自分用に、プレゼント用に、自信を持っておすすめできる36冊を厳選しました。


本記事の内容をざっくり説明



  • 高校生のうちに読んでおきたい4種類の本

  • 人生を豊かにする本の読み方

  • 高校生におすすめの本をジャンル別に紹介



高校生のうちに読んでおきたい4種類の本

高校生のうちにたくさんの本を読んでおくことで、その後の人生が豊かになるでしょう。本を読むことは知識を増やすことだけでなく、得た知識を使って自分の頭で考え、価値観を広げることにもつながるからです。

知識を深め価値観を広げるためには、たくさんの本を読むだけでなく、さまざまなジャンルに触れることが大切です。高校生に読んでおきたい本にはどんなジャンルがあるのか、4つ紹介します。

ライフハック

ライフハック系の本には心理学や脳科学などに基づいて生活や勉強のコツを教えてくれるもの、文章術や会話術などのハウツーなどがあります。すぐに役立つテクニックはもちろん、進学したり社会に出たりしてから必要になる考え方を身につけられるものも多いです。

高校生のうちにこれらの本を読んでおくことで、残りの学生生活とその後の人生がスムーズに進むようになるでしょう。

教養

教養を深めることで人生は豊かになります。今まで自分の中になかった考え方や価値観に触れることで、自分のやりたいことや在り方が見つかることもあるでしょう。

教養系には文系・理系のさまざまな本がありますが、特に高校生は、ジャンルを絞らず広く読むのが大切です。幅広いジャンルに触れてみることで、自分が何に興味を持てるのかわかることもあります。興味は進路を決めるうえでの道しるべとなるでしょう。

哲学

哲学は考えを深めたり、自分や世の中を見つめなおしたりするためのヒントになります。難解なイメージがあるかもしれませんが、哲学についてまとめた入門書や、本記事後半で紹介するプラトンやセネカなどの初期の哲学者の書いたものはわかりやすいです。

わからないことはスマートフォンですぐに調べられる現代だからこそ、自分の頭で考える力、自分にとって大切なものを見つける力が大切です。哲学書はこれらの力を育んでくれるでしょう。

小説

小説は単なる娯楽とはいえません。教養や哲学の本と同じように、人の考えを深め、価値観を広めてくれます。小説を読むことは、自分ではない誰かの人生を追体験することだからです。

本記事後半では、人生や人としての在り方について考えるヒントになる小説を厳選して紹介しています。どれもふと思い出したときに読み返したくなるような作品で、そのときどきの気持ちや置かれた状況によって受け取り方も変わってくるでしょう。もちろん、面白く読める作品ばかり選んでいます。