テントの結露対策方法8
冷えないようにする

暖かい空気が冷えることで水が付着します。寝るときも暖房を使って暖かくしておくと、空気が冷えることなく、結露が発生しにくいとも言われています。しかし結露は温度差でできやすくなるため、この方法には賛否両論があります。
冷えないように、電源付きサイトを利用しましょう。前述したように、電源付きを選ぶというのも立派な結露対策です。使用する暖房器具は、電気だけを使う電気ストーブか、セラミックファンヒーターにしてくださいね。
電気は一酸化炭素を発生させない
石油ストーブなど何かが燃えているストーブは、空気が少ないと一酸化炭素を発生させ、非常に危険です。
電気だけで暖かくなる電気ストーブとセラミックファンヒーターは、水蒸気も一酸化炭素も排出しないため、湿度が高くならず、恐ろしい一酸化炭素中毒にもならず、安心して利用できます。
一晩中暖房を入れること自体は危険性があるので、可燃物の近くに置かないようにするなど、必ず安全対策をしてくださいね。
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おすすめグッズを紹介
マイクロファイバータオル
SHSCLY ワッフル タオル

最後にできてしまった結露についてどうするかをご紹介します。フライシートにできた結露は、テントを揺らすと水滴となり落ちてきます。量が多いなら揺らして落としてみましょう。
表面についている水分は、マイクロファイバータオルなど吸水性のいいタオルで拭くようにしましょう。あとはキャノピーなどか開閉できるところは開き、風通しをよくして乾かします。電気ストーブなどの暖房器具で乾かすことも可能ですよ。
アストロ:除湿シート
アストロ 除湿シート 5枚組

家庭のクローゼットや押し入れのための除湿グッズも、テント内の湿度を下げる効果がある対策方法となります。いろいろな除湿グッズがありますが、吊るすだけで湿度を吸ってくれるシート状のグッズは、使いやすくおすすめですよ。
クローゼットや押し入れ用の除湿シートは、吊りやすいサイズ感で、一目で交換時が分かり、使い捨てではなく天日干しで何度も使えるものが多いので、経済的です。撤収時にテントと一緒に干しておくといいでしょう。
エステー:ドライペットスキット
ドライペットスキット

シートタイプのクッズだけではなく、置くタイプのグッズもおすすめです。完全に防ぐことはできませんが、湿度を下げることで空気中の水分が少なくなり、結露しにくい状態を作りますよ。
置くだけなのでキャンプでも簡単にできます。石油ストーブなどを使っていると暖かく乾燥しそうですが、石油ストーブは石油が使われるときに水蒸気が発生するため、湿度が意外と下がらず乾燥気味になることは少ないです。