キャンプをしているといつの間にか、テントの内側がびしょ濡れになっていることがあります。雨が浸透したわけでもないのに、びしょ濡れになるのは結露が原因。どうしたらテントが濡れなくなるのか、結露を軽減する方法やおすすめグッズ、テントも紹介します。

目次
01.春や冬はテントがびしょびしょになる
02.テントが濡れる理由1
03.テントが濡れる理由2
04.テントが濡れることで発生する不具合1
05.テントが濡れることで発生する不具合2
06.テントの結露対策方法1
07.テントの結露対策方法2
08.テントの結露対策方法3
09.テントの結露対策方法4
10.テントの結露対策方法5
11.テントの結露対策方法6
12.テントの結露対策方法7
13.テントの結露対策方法8
14.おすすめグッズを紹介
15.おすすめテントを紹介
16.テントの結露対策方法まとめ

春や冬はテントがびしょびしょになる

外だけではなく内側も濡れる

春や冬のように、朝と晩の気温が低い時期のキャンプでは、雨が降っていないのにテントの内側が濡れることが多くなります。また初夏から初秋までの朝晩を通して気温差が少なく、暖かな時期でも濡れることがありますが、すぐに乾くため気づかないことも多いです。

夏は気温が高く、日差しも強くすぐに乾くのであまり気になりませんが、冬はびしょぬれになると気温が低く、日差しも弱いため撤収のときに困ることが多くなります。

濡れままでの撤収はできるだけ避けたい

【完全解決】テントの結露対策方法8つ!おすすめグッズや結露しにくいテントもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

キャンプではテントが家となるので大切にしたいですよね。テントは乾いた状態で撤収、保管するように心がけましょう。

ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を使ったテントには、水が染み込まないようにコーティングが施されていますが、濡れたままだとコーティングが悪くなる理由となります。

ポリコットンのテントだとカビが発生する理由となり、濡れたままだとポリエステルでもポリコットンでも、テントの寿命を短くしてしまいますよ。

テントが濡れる理由1

結露

【完全解決】テントの結露対策方法8つ!おすすめグッズや結露しにくいテントもご紹介!
(画像=flickr Photo by mxmstryo、『暮らし〜の』より 引用)

雨以外で最もテントを濡らしやすい理由の一つが結露です。結露とは冷たいビールを注いだグラスの表面に付く水分、冬の窓に付く水分のことです。

テントがグラスや窓のようになりテントに水分が付着するため、雨が降っていないのに濡れてしまいます。テントの内側で発生するものが多いです。自然現象により水分が付着するため、完全に防ぐのは難しいですよ。

結露が発生する理由1

【完全解決】テントの結露対策方法8つ!おすすめグッズや結露しにくいテントもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

簡単にいうと温度が発生する理由となります。夏に冷たい飲み物を注いだグラスにできるのは、「暖かな」空気が「冷たい」グラスに触れることで、空気が冷やされて空気中の水分が水滴として付着します。

冬の窓は家の中の「暖かな」空気が、外の「冷たい」空気に冷やされ付着します。キャンプで冬などの寒い時期は同じように、テント内の暖かい空気が冷たいフライシートにふれることで、水滴が付着しますよ。

結露が発生する理由2

【完全解決】テントの結露対策方法8つ!おすすめグッズや結露しにくいテントもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

温度差がある程度ある場合でも、湿度が低いと空気中の水分が少ないためテントが濡れにくいです。テントは家屋のように天井が広く、高い換気能力がないため、人間の呼吸だけで湿度が高くなっていきます。

湿度が高くなると、やはり結露が発生しやすくなりますよ。湿度と温度差が結露が発生する理由です。呼吸だけではなく地面から蒸発する水分も、湿度が上昇する理由となります。