目次
イタチ科の動物の飼い方1.準備するもの
イタチ科の動物の飼い方2.エサとエサ箱

イタチ科の動物の飼い方1.準備するもの

それではフェレットを含むイタチの仲間を飼育するための解説をご覧いただくことにしましょう。まずは買う前か購入時に一緒に用意してもらう必要なものから。

ケージ

イタチをペットに!フェレットなどの飼いやすい種類や飼い方のポイントをご紹介!
(画像=出典:unsplash.com/photos/PzN5QTx59O0、『暮らし〜の』より引用)

体が細く狭いところが大好きなイタチはケージの網が大きすぎると脱走します。フェレット用ケージか網目の細かいものを用意してください。

寝床

イタチは体を丸くして寝ている姿を見かけることもあるでしょう。そのためハンモック型の寝床が寝姿にフィットするため推奨されています。宙に吊るすタイプだけでなく置型もありますので、季節や個体の好みによって使い分けられると良いですね。

トイレ・エサ箱・給水器

どれも洗いやすくて清潔に保てるものがおすすめ!トイレはケージに入れずに部屋の隅に設置する飼い主さんも少なくありません。特に外で遊ばせていることが多いご家庭の場合はその方がケージの中よりも飼い主さんがお世話しやすいというメリットもあるからです。

トイレトレーニング中は特にイタチの様子を見ながら出るタイミングでトイレに運ぶ(部屋のあちこちにニオイ付けをさせない)のにも役立ちます。

一人暮らしの家ではおもちゃも用意

ネズミやウサギを狩って暮らしている野生のイタチ。活発に運動させてあげた方がストレスもたまりにくいでしょう。ケージの中でジッとしているという動物ではありません。

飼い主があまり遊んであげられないご家庭であれば、その間の遊び相手であるおもちゃが必要になる場合も。参考にしたいおもちゃでの遊びは後述で動画をご覧いただきながら解説しますのでそちらもご参照ください。

イタチ科の動物の飼い方2.エサとエサ箱

飼育用エサはショップと相談して

エサは個体の成長度合いでより適したものが市販品で用意されています。最初はそれまでペットショップで与えられてきたものと同じものを用意するのがおすすめ。年をとるに従ってより消化がよいものであったり、必要な栄養素を含んでいて健康の助けとなるようなエサに替えていくのが良いでしょう。

値段と栄養バランスのよいフェレット用エサ

フェレットの需要が増えてきたことからイタチ用のエサ・コスパのよいペレットも数多く作られています。

普段の食事として与えるのであればこのペレット類をメインとして、しつけ時のごほうびや病中病後の栄養補給用として高カロリー・栄養度の高いペースト状のエサを時々与えるとするのが良いでしょう。

エサの回数と時間

フェレットは内蔵が小さくあまり大食いではありませんが、その分腸も人よりもずっと短くて消化も早いので1日に何度もの食事が必要となります。回数目安としては1日5-10回。

量は大きさや個体差・与えるペレットによって変わってきますのでまずは買ってきたエサ袋の量目安を参考に与えてみて足りなそうなら増やして、いつも余らせるのであれば減らして良いでしょう。

エサのタイミングが難しい場合

与えるタイミングが取りにくいという方は2-3回分をお皿にあげてかまいませんが、1日に3度程度は古いエサは捨て器は洗って新しいエサと交換してください。