最終釣果

最終釣果は3匹と自己最低釣果に。この日の竿頭は週5ペースで来ているような常連さんで9匹、多くの方が数匹と珍しく低釣果でした。中にはゼロだった方も数名いたようで先週まで好調だったはずの冬タチが一気に口を使わなくなったタイミングで風と波もあったので、なかなか難しい状況でしたね。

とはいえ、そんな状況だからこそいろいろとトライアンドエラーを繰り返すことができ、引き出しを増やすことができたと思っています。

冬のタチウオは美味しい

せっかく釣ったら食べないともったいない。タチウオは今が一番脂ものっていて美味しい時期です。

東京湾ジギングタチウオ釣行で3匹と苦戦も釣魚グルメを堪能【横浜・渡辺釣船】 タチウオを捌く(提供:TSURINEWSライター中村一樹)

私は毎回、屋外シンクで下処理をしています。タチウオを卸す時は普通のまな板では長さが全然足りないので、長さ75cmの合板を下に置いて扱いやすくしています。これで3分の2くらいは乗ってくれます。

東京湾ジギングタチウオ釣行で3匹と苦戦も釣魚グルメを堪能【横浜・渡辺釣船】 タチウオを捌く(提供:TSURINEWSライター中村一樹)

今回は頭を取らずに捌くことができるのか、試しにやってみました。せっかく釣ったタチウオの身が普段より多く残っちゃいますね。残った部分は削ぎ落してタタキに入れちゃいます。

東京湾ジギングタチウオ釣行で3匹と苦戦も釣魚グルメを堪能【横浜・渡辺釣船】 タチウオの切り身(提供:TSURINEWSライター中村一樹)

3枚おろしの身の部分だけになりました。ここまできたらあとは調理法ごとに分けていくだけです。

東京湾ジギングタチウオ釣行で3匹と苦戦も釣魚グルメを堪能【横浜・渡辺釣船】タチウオの切り身(提供:TSURINEWSライター中村一樹)

私はとりあえず25cmくらいで切り分け、塩を振って少し時間をおいて余計な水分を抜いてからに調理するようにしています。保存する分はジッパー付きの袋に3~4切れずつ保管して、1食分ずつ使えるようにしています。魚を捌けない知人に分けるのにも切り身状態だと喜ばれますよね。

東京湾ジギングタチウオ釣行で3匹と苦戦も釣魚グルメを堪能【横浜・渡辺釣船】タチウオの炙り刺し身とタタキ(提供:TSURINEWSライター中村一樹)

この日は炙り刺身と荒く作ったタタキが晩御飯。帰る時に妻に釣れなかったと事前に伝えてしまっていたので、ツマも大葉も家になく、自家栽培のネギだけはかろうじてありました。なかなかスーパーにタチウオが並んでいても生食用は見たことがないので、多くの方は塩焼き等で食べることが多いと思いますが、タチウオの刺身は釣り人の特権だと思います。

東京湾ジギングタチウオ釣行で3匹と苦戦も釣魚グルメを堪能【横浜・渡辺釣船】タチウオのかば焼き(提供:TSURINEWSライター中村一樹)

子供用にはタチウオの蒲焼き風が焼き上がりました。アナゴより美味しいと言ってくれています。