あなたのクローゼットには一度も着たことがない服が眠っていないだろうか?もしそうならば浪費と言っていいだろう。なぜ浪費してしまうのだろうか。

なぜ浪費してしまうのか

浪費する理由をいくつか挙げてみよう。

・そもそも買い物が好き
・見栄っ張り
・「買いたい」という衝動を押さえることができない
・ストレスを抱えている
・お金にルーズ

気がつけば、散財していたという人は思い当たる節があるのではないだろうか。

浪費癖をなおす方法1:部屋の中をチェックしてみる

部屋の中を整理してみよう。同じものがいくつもあったり、買ったものの一度もそでを通していない服や使ったことがない雑貨などはないだろうか。

浪費癖をなおすためにも、まずは何がどれくらいあるのかを把握してみよう。不要なものが見えてくるはずだ。整理整頓しておくことで、浪費を避けることにつながる。

浪費癖をなおす方法2:収入と支出をチェックする

あなたの買い物は収入に見合った額でおさまっているだろうか。例え収入の範囲内だとしても、将来や病気をした時のことなども考えて、できれば出費を抑える方向にもっていこう。

まずは現状どれくらいの貯金があるのかなど、資産を把握する。ローンがあればそちらも洗い出そう。無駄な支出をしっかりと把握することで、浪費癖の解消につながる。

浪費癖をなおす方法3:月々の予算を決める

買い物好きな人に買い物をするなというと酷かもしれない。では少し抑えることからはじめよう。浪費というレベルではなく、自分の収入に見合ったプチ贅沢をすることだ。毎月予算を決めて、このぐらいは好きなものを買っていいという金額を明確にする。自分を抑えるだけでは疲れてしまうので、多少の寛容さも必要だ。

ただし、クレジットや電子マネーは使った感が薄いので、利用する際は注意したい。例えば、デビットカードなら、使った金額をそのまま口座から引き落とすことになるので、使いすぎの防止になる。

浪費癖をなおす方法4:買い物できる場所を避ける

「見たら買いたくなる…」という気持ちは理解できる。これを抑える簡単な方法はなるべく買い物できる場所を避けることだ。リアルもネットも買い物できる場所には近づかないことで、浪費癖を少しずつ押さえていくことができる。

もしかしたら買い物依存症の可能性も?

「買い物が好き」という方は多い。「気が付いたらたくさん買っていた」というケースも良くあることだ。しかし度が過ぎた浪費をする場合は買い物依存症の可能性がある。カウンセリングや専門外来もあるので、「もしかしたら…」と思う場合は受診してみよう。

浪費癖を直すことで、年数十万円の節約になる

浪費の度合いにもよるが、浪費癖により家計が火の車というケースもあるだろう。例えば、月5万円無駄な買い物をした場合、年間で60万円の無駄使いをしたことになる。月10万円なら年120万円だ。

積もり積もっていけば、車や家を買える額を浪費してしまっていた…なんてことになるかもしれない。本当に買う必要があるのか、買い物の際には今一度考えて行動したい。

文・しらいはるか(AFP・節約アドバイザー)

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