目次
5. 氷見の海鮮料理をいただこう!
6. 藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼
5. 氷見の海鮮料理をいただこう!
氷見や漁港で行われる漁について深く知ってからいただく海の幸は絶品!ということで、ここでは氷見漁港周辺で、海鮮料理がいただけるお店をいくつかご紹介します。
ひみ岸壁市場・岸壁食堂
氷見市漁業文化交流センター内のひみ岸壁市場の飲食スペース「岸壁食堂」は、氷見漁港を眺めながら食事ができる絶好のロケーション。木を組み上げて作ったようなシンプルなデザインの座席、漁港をイメージした大漁旗や漁網といったディスプレイが、港の雰囲気を醸し出す食堂です。海を眺めたいなら窓際の席、大漁旗を背景にして写真映えしたいなら壁側の席がおすすめです。
旬の魚介を使用した、人気の「氷見漬けちらし定食」をいただきました。新鮮な魚介を漬けにした贅沢すぎる海鮮丼です。甘めのお醤油で漬けられたイカやマグロなどの魚介と硬めの酢飯との相性がよく、いいものをお腹いっぱいいただく至高のひとときを過ごせました。
氷見漬けちらし定食は、氷見漬けちらし、魚介だしが香るすり身のお味噌汁、お漬物、ひじきがセットになって税込1,380円です。
他にもお刺身の盛り合わせ定食、旬の魚介の昆布締め定食、ブリしゃぶ定食などのメニューがあります。天然の生簀と呼ばれる氷見漁港にある食堂だからこそ叶う種類豊富な海鮮メニューに心が踊ります。
ひみ岸壁市場・岸壁食堂
- 住所:富山県氷見市中央町7番1号氷見市漁業文化交流センター
- 営業時間:9:00~16:00 ※ネタがなくなり次第終了
- 休日:水曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌平日及び年末年始
氷見 魚市場食堂
氷見漁港にあるもう1つの食堂として「魚市場食堂」があります。朝セリが見学できる氷見漁港の施設の2階にあり、朝どれの新鮮な魚介をいただくことができます。朝6:00から営業をしていて、朝ごはんとして海鮮丼をいただけるのは漁港にある食堂ならでは。営業時間は15:00までのためお気をつけくださいませ。
- 住所:富山県氷見市比美町435 氷見漁港魚市場2階
- 営業時間:平日 6:00~15:00、土日・祝日 6:00~15:30 ※ネタがなくなり次第終了
- 休日:年末年始、臨時休業あり
ばんや料理 ひみ浜
氷見漁港から徒歩5分圏内にあるのが「ばんや料理 ひみ浜」です。前日までの予約が必須の、魚料理を中心としたコース料理を提供するお店です。せっかく氷見観光に来たならちょっとリッチな食事にしたいと考えている人は利用してみてください。
- 住所:富山県氷見市比美町21-15
- 営業時間:昼の部 11:00~14:00、夜の部 17:00〜(ラストオーダー18:30)
- 休日:不定休
居酒屋 まる甚(じん)
氷見駅から徒歩10分〜15分ほどのところにあるのが、ランチも提供する「居酒屋 まる甚」です。海鮮丼以外にも「かき天ぷら」や「カニたっぷり釜飯」など、ひと手間加えた海の幸をいただけるお店です。
- 住所:富山県氷見市伊勢大町2-4-5
- 営業時間:昼の部 11:00~14:00、夜の部 17:00〜(ラストオーダー18:30)
- 休日:火曜、第2・第4水曜、定休日が祝日または祝日の前日の場合は営業(振替休日あり)
海鮮料理おがわ
氷見駅から南に5分ほど進んだところにある「海鮮料理おがわ」は、地元で長く親しまれてきたお店。魚介料理と氷見うどんを提供しています。
人気メニューの「おまかせ氷見うどん」は、お刺身、氷見うどん、天ぷらと、氷見の美味しいものがセットになったメニューです。駅から近いため、電車を待つ時間に食事を済ませるにはぴったりでしょう。
- 住所:富山県氷見市伊勢大町2-7-51
- 営業時間:7:00~16:00
- 休日:火曜(祝日の場合は営業)
6. 藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼
午前中は氷見漁港周辺の散策を楽しんだなら、午後からは、藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼をするのはいかがでしょうか。藤子不二雄Ⓐ先生は現在も愛され続ける作品を多く生み出した人気漫画家で、昨年惜しまれつつも亡くなりました。
実は、藤子不二雄Ⓐ先生は、富山県氷見市出身です。漫画家になる前の経歴として、富山新聞の新聞記者という顔を持っていました。彼の作品のひとつである「まんが道」に登場する「満賀道雄(まんがみちお)」は、彼自身をモデルとしたキャラクターです。作品内では、架空の新聞社である立山新聞社で、主人公の満賀道雄が働くシーンが描かれています。
そんな藤子不二雄Ⓐ先生の軌跡や作品について知りながら、街歩きを楽しむのは氷見観光の醍醐味です。人気キャラクターが観光客をおもてなししてくれる「まんがロード」、忍者ハットリくんの世界観が氷見市の景観に溶け込んだ「忍者ハットリくんカラクリ時計」、藤子不二雄Ⓐ先生が幼少期を過ごした「光禅寺」、デジタルまんがスクリーンを通してキャラクターたちと触れ合える「氷見市潮風(しおかぜ)ギャラリー」まで、ファンにはたまらない情報をたっぷりまとめました。
まんがロード・忍者ハットリくんポスト
藤子不二雄Ⓐ先生ゆかりの数々のスポットの中心を通る「まんがロード」では、至る所に人気キャラクターが登場します。氷見の主要観光名所を案内する標識、消防署のシャッター、商店街のアーケードのサイドなど、目を凝らしてキャラクターを見つけてみましょう。
まんがロードを歩くと出会える忍者ハットリくんや怪物くん、「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造など、特徴的な服装やフォルムのキャラクターたちにとても癒されます。
まんがロードにある「忍者ハットリくんポスト」は、聖地巡礼の記念として必ず写真に収めたい1つ目のスポットです。涙パワーを持つ女の子「シンゾウ」をおんぶする姿が愛らしいですよね。
まんがロードでは、藤子不二雄Ⓐ先生が富山湾にいる魚をモチーフに考案した「氷見のカナ紳士録」のキャラクターたちにも出会うことができます。カニやエイの姿をした個性豊かなキャラクターたちの近くを通ると、何かが起こるかも...!?
忍者ハットリくんカラクリ時計
忍者ハットリくんポストから徒歩3分ほどのところにある「忍者ハットリくんカラクリ時計」は、藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼の記念として写真に収めたい2つ目のスポットです。市街地の中心を流れる「湊川」にかかる橋の上で、約5分間にわたって忍者ハットリくんのキャラクターたちが水を使ったショーを行います。
12月頃から5月上旬頃までは冬季休業に入るため、今回うかがったタイミングでは「修行中」ということでハットリくんたちには出会えませんでした。初夏に修行を終えてここに戻ってくるのを楽しみにしています。
光禅寺
まんがロードのちょうど真ん中辺りから横道に逸れると現れるのが「光禅寺」です。藤子不二雄Ⓐ先生は、小学校時代までを家族と共にここで過ごしました。
藤子不二雄Ⓐ先生ゆかりの地としてはもちろんのこと、映画『怪物くん』のPRで嵐の二宮和也さんなど名だたる俳優陣が訪れたことでも知られています。そのため、二宮さんファンが聖地巡礼に訪れる姿もよくあり、当時の二宮さんがしたのと同じポーズで、怪物くんの石造と記念写真を撮っていく女性ファンが多いとのことでした。
怪物くんと「プロゴルファー猿」の石像の間に立つと、あまりの大きさに圧倒されます。平均的な女性の背丈ほどの石造ですが、表情は穏やか。推しキャラの隣に立てば、聖地巡礼の3つ目の記念写真撮影スポットになるでしょう。
境内奥には、藤子不二雄Ⓐ先生とそのご家族が眠るお墓があり、観光客でも手を合わせることができます。お墓には、藤子不二雄Ⓐ先生のお母様が好きだったという「パラソルヘンべえ」のイラストが掘ってあります。パラソルヘンべえは、境内を案内してくれたボランティアさんも墓石に掘ってあることから知ったという、先生の作品の中でもあまり知られていないレアなキャラクターです。
光禅寺
- 住所:富山県氷見市丸の内1-35
- 関連サイト:光禅寺
氷見市潮風ギャラリー
藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼の締めくくりとして訪れたいのが、映像や仕掛けのあるアートを通して人気キャラクターと触れ合える「氷見市潮風ギャラリー」です。
平成27年度から、藤子不二雄Ⓐ先生ゆかりのスポットやモニュメントが数多くある氷見市比美町(ひみまち)・中央町を中心としたエリアを「氷見市 藤子不二雄Ⓐまんがワールド」と総称しています。この中核施設として、先生の作品の原画や複製原画などを展示しているのが氷見市潮風ギャラリーです。
1階では原画や複製原画と、先生が青春時代を過ごしたことで知られるアパート「トキワ壮14号室」を再現した展示を見ることができます。1階の展示スペースは撮影禁止です。
自由に撮影ができる2階には「記念写真コーナー」「まんが図書館」「デジタルまんがスクリーン」「ミラクルまんがアートコーナー」があります。
聖地巡礼の記念として写真に収めたいスポット4つ目は、記念写真コーナーの巨大パネルです。生き生きとした表情と定番の決めポーズをする人気キャラクターと一緒に、思い思いのポーズで写真に写りましょう!
デジタルまんがスクリーンでは、人間の心を取り扱うセールスマン喪黒福の名台詞「ドーン!」を本人から頂戴した後に、現実に引き戻されて視界がグニャグニャになるあのシーンに入り込めます。他にも、忍者ハットリくんのまんがの世界に入り込むことができます。
藤子不二雄Ⓐ先生の聖地巡礼を通してさらに愛着が沸いたキャラクターと触れ合う時間は、最高の思い出になるでしょう。
氷見市潮風ギャラリー
- 住所:富山県氷見市中央町3番4号
- 開館時間:10:00~17:00
- 休館日:年末年始(12月29日〜1月3日)
- 入館料:大人200円(高校生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料)