富山県北西部に位置し、日本有数の漁港として知られる「氷見(ひみ)漁港」。氷見漁港がある氷見市は、自然の恵みを感じる富山観光をしたい人におすすめのスポットです。迫力満点の朝セリの見学、富山湾の海の幸を使った新鮮な海鮮丼をいただく、氷見名物のブリ漁について学ぶなど、漁港ならではの貴重な体験ができます。

また、氷見市は「忍者ハットリくん」や「怪物くん」などを世に生み出した漫画家 藤子不二雄Ⓐ先生の出身地としても有名です。藤子不二雄Ⓐ先生ゆかりのスポットをめぐる聖地巡礼は、ファンなら一度は憧れるのではないでしょうか。まんがロードや光禅寺を含む聖地巡礼は、氷見市中心街を網羅的に巡れる点で、観光目的で訪れたすべての人が楽しめます。

また、氷見市中心街にたどり着くまでのJR氷見線の車窓からは、雄大な日本海が望めます。富山湾のダイナミックな自然を感じ、藤子不二雄Ⓐ先生の軌跡を辿る旅にご案内しましょう!

目次
1. 氷見漁港とは
2. まずは氷見漁港の朝セリの見学

1. 氷見漁港とは

氷見漁港と氷見市中心街の満喫ルート! 富山湾の魚介にまんがロード
(画像=『たびこふれ』より引用)

氷見漁港は日本海側でも有数の漁獲量を誇る漁港として知られており、種類豊富で新鮮な魚介を求めて日本全国から観光客が訪れます。冬にはブリ、春にはイワシ、夏にはマグロなど、1年を通して150種類以上の魚が水揚げされるため「天然の生簀(いけす)」と呼ばれることも。

氷見駅から氷見漁港までは、徒歩20分ほどです。駅前には常時タクシーが待機しているので、タクシーに乗って漁港まで行ってもいいでしょう。

2. まずは氷見漁港の朝セリの見学

氷見漁港の朝セリは、火曜〜土曜の朝6:30から行われています。一般の人が近くに行って見学することはできませんが、施設の2階からの見学が可能です。朝セリの終了時間は日によってまちまちのため、どうしてもセリを見学したい場合は、朝6時台に訪れるのが無難です。

私たちには聞き取れない専門用語が飛び交ったり、フォークリフトが行き交ったりと活気のある朝セリを見れば、この後の氷見観光への期待感がさらに膨らみます。