待望のヒットも根潜り
こまめに底を取り直してやりますが、想像以上の根回りの激しさです。周りを見渡すとすでに根がかり多発。
そんな時でした。一瞬Zさんの様子を確認して、棚取り直そうとロッドを上げた時、既に根に引っ掛かりアウト……です。仕掛けも船にあるので大丈夫だと思いますが、心配なら朝、少し多めに買った方が良いと思います。
船長が「根の上に来たよ~落として棚取りして~」とアナウンス。棚取りをして、直ぐに前あたりがきます。慎重に食い込ませて合わせます。重い……結構重い……。
その時にドラグが一気に滑り出し、根に潜られ時間をかけ、船長も参戦。ですが……外れない……魚が出てこないです。船長が悔しいけど諦めようとのことで諦めて気持ち切り替えて再度投入です。
急勾配の根を攻略
ここは急勾配の根回りです。頭で色々なことを考えながら、攻略するのも釣りの楽しいところでもあります。まずは高い根をどう攻略するかを考え……即実行です。
まずは底取りの間隔を短くすることと、オモリを落とす際に、よりスローに底に落とします。スローに落とすことにより、根が高くなるとすぐ棚の取り直しが可能となります。早く落としてリールのクラッチを入れたらもう根がかりなんてことあります。そこの部分を極限に抑えるためです。
もちろん、船長がいう7mや10mで置き竿でもいいのですが、自分はあえて険しい道が好きなので色々攻略しながらやります。勿論リスクはありますが、それが一番楽しいところでもあります。
45cmのマゾイ浮上
船長の合図で投入して1投目、根の頂上から一気にポイントが下がったり、上がったりの戦いです。常に底取りをしつつ、根と根の間に落ちて1m上げた際に、イワシに違和感を感じ根に走られると怖いので、少しエサをあげて待つと……明らかにエサを加えて抑え込んでいる感じです。
竿は少し上げ気味で待つと「ぐぃ~っ」と魚が乗った重みが竿に伝わります。ゆっくりと、聞き合アワセ~本アワセを入れ乗ったのを確認して、根を避けるため一気に上げます。ゆっくりとやっていると根に入られて切られます。魚が出てこないため、切らないといけない状態になることもあるので注意が必要です。45cmのマゾイが登場です。
親針と孫針がいいところにかかり、この掛かり方はだとばっちりです。やっぱり根魚系の引きもパワフルで面白いです。この後すぐに40cmのウッカリカサゴを追加、満足のいく釣行となったのです。