各釣り場でのポイントの選び方
東京湾で釣り場を探す場合には、いくつか知っておくと便利なポイントがあります。以下のポイントを押さえていれば、安全にストレスなく釣りを楽しむことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
地形を把握する
東京湾には、他エリアと比べると堤防や防波堤が少ないため、沖のほうの魚を狙えるポイントは多くありません。そのため湾奥の海釣り公園や施設を探してみるとよいでしょう。特にそのポイントがどのような地形なのかを調べることは重要です。
海底のボトムは、砂地なのか岩場なのかで、潜んでいる魚や釣れる時間帯が変わる場合があります。釣具店やネットで調べてみるとよいです。穴場も多く存在するため、毎回違うポイントへ出かけて調査してみるのも、東京湾で釣りをする楽しみのひとつでもあります。
釣具屋やエサの調達方法を考える
ルアー釣りをする場合にはあまり関係ありませんが、エサを使って釣りをする場合には、釣り場の近くに釣具屋があるか確認することは重要です。エサや仕掛けのストックがなくなってしまったときに、非常に困る場合があります。
また東京湾付近では、あまり近くに釣具屋がない場合があるため、あらかじめエサや仕掛けは少し余分に持っていくことをおすすめします。
トイレやコンビニが近くにあるか
長時間の釣行の場合は、トイレや軽食、飲み物が確保できる環境があることは重要なポイントです。特にファミリーフィッシングなどを楽しみたい人は、釣り場の近くにトイレとコンビニがあるかどうかを必ずチェックすることが大切です。
特に夏場や冬場に飲み物がすぐに手に入ることは、疲れの緩和にもつながります。最近では、駅にレンタル充電器が自動販売機で借りられる施設もあり、電車釣行では役立ちます。
動画サイトを利用する
現在では、Youtubeなどの動画サイトで、東京湾での釣り動画をアップしている人が数多くいます。動画を見ることで、その釣り場の最新の釣果情報やタックルについて、情報を収集することができるため非常に便利です。自分の興味のある釣り場の名前や公園名を検索してみるのもよい手段です。
釣り動画①
こちらは上記でも紹介した、若洲海浜公園での釣り動画です。釣り場でのルールやその日の海の状況、釣りの方法まで詳しくていねいに説明しているので、初心者の方でも十分理解できる内容です。
釣り動画②
秋の終わりころになると、釣果情報が一気に少なくなります。しかし動画サイトを利用すれば、最新の情報が得られるため、特に秋から春先までは、このような貴重な情報収集の手段が有効です。さらに定期的に動画をあげているYoutuberなら、なおさらタイムリーなのでありがたいです。
仕掛けのコツ
東京湾(特に湾奥のポイント)では、主にシーバスが多く生息しているため、ルアーを使う人が多いです。特にバチ抜けのシーズンにはワーム系がおすすめです。また堤防で釣りをしたい人には、アジやサバなどの回遊魚を狙ったサビキ仕掛けを使用すると効果的です。
また湾奥では、どの魚も主にイソメなどを好んで食べているため、エビをエサとして使用するのはあまりおすすめしません。ただしサビキの場合には、一般的にはアミコマセを使用します。