東京湾では多くの魚種が釣れます。アジやイワシなどの小魚からシーバスなどの大型フィッシュイーターまで楽しみ方はさまざまです。今回はファミリーフィッシングから本格的な釣りを東京湾で楽しみたい人におすすめの釣り場をご紹介します。さらに仕掛けのコツについても説明します。

目次
東京湾とは
東京湾おすすめ釣りポイント①

東京湾とは

東京湾の地理

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

東京湾は、湾幅20.9Km、面積1380平方Km、湾口最大水深700Kmの太平洋に面した非常に大きな湾です。面する都道府県は、東京都、千葉県、神奈川県の3つで、70以上の人口島が存在しています。

主な港は、横須賀港、横浜港、川崎港、東京港、千葉港、木更津港の6港があり、特有の環境下から、それぞれでさまざまな魚種が生息しています。主に今回は、東京近辺の穴場釣りスポットについてご紹介していきます。


東京湾は「憩いの場」

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

近年の東京湾では、遊漁船、プレジャーボートによる遊漁やサーフィン・水上バイクなど、海洋性レクリエーションを楽しむ機会が増えてきました。

東京の海は、内湾海域、伊豆諸島から小笠原諸島までの広大な海域で、漁業生産の場としてだけではなく、海洋性レクリエーションなど、憩いの場としても多く利用されています。その中でも釣りは、東京湾のレジャーとして人気の高いスポーツです。

電車での釣りも可能

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

東京湾では、沿岸沿いに電車などの公共交通機関があるスポットもあるため、車がなくても家族や仕事帰りでの釣行も可能です。特に隅田川の河口付近や新交通ゆりかもめの各駅では、人気スポットになっています。

また、スポットによっては釣りが禁止になっていたり、「投げ釣り禁止」や「ルアー釣り禁止」など釣り方の規定がある場合もあるため、事前に注意しておく必要があります。特に通行人が多いスポットで釣りをする場合には、十分周りに注意することが大切です。

東京湾の景色を楽しめる

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

東京湾は、近郊に工業地帯や観覧車、橋などが多く存在するため、釣りをしながら景色を楽しむことができます。特に日が暮れてからは、各施設がライトアップされ、都会ならではの情景を楽しむことができるため、ファミリーフィッシングや釣りデートにも向いています。

街灯が多いスポットでは、安全性はもちろんのこと、仕掛けのセッティングや魚の視認も簡単なため、このような点も東京湾での釣りの利点だと言えます。

東京湾おすすめ釣りポイント①

若洲海浜公園

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

若洲海浜公園は、東京湾の湾奥で釣りを楽しめる最大級の釣りスポットです。主に「防波堤」「人口磯」「キャンプ場前」の3つのエリアに分けられますが、一番人気は防波堤です。

春から秋にかけて、アジやイワシ、サバなどの回遊魚から、大型のシーバス、カサゴやメバルなどの根魚など、幅広い魚種が生息しています。また、釣具屋やアイスや飲み物の自動販売機、トイレが近くに設置されているため、防波堤で釣りをする場合は多少遠くなりますが、非常に便利です。

エリア①「防波堤」

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

全長600m以上の防波堤が、東京ゲートブリッジに沿うように設置された人気ポイントです。ゲートブリッジ側は、堤防の壁が高くなっており、釣りは禁止とされています。

釣りが可能なのは反対側で、堤防沿いに1mほどのフェンスが設置されているため、安全に釣りを楽しめます。春以降になってくると、大型のシーバスをルアーや飲ませ釣りで釣りあげる人もいるため、狙いたい魚に合わせて仕掛けを持っていくことをおすすめします。

釣果は、防波堤の先端に行くほど高くなる傾向にあるため、なるべく防波堤の先端で釣りをするのをおすすめします。

エリア②「人口磯」

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

堤防の入り口から左側に大きな人工磯の足場が続く釣りスポットです。ここも常に釣り人であふれている状態ですが、穴場である一番端の人口磯付近がおすすめです。

ここでは、主にメバルやカサゴなどの根魚から、フカセ釣りなどでメジナやクロダイを狙えます。アジなどの回遊魚もまれに回ってきますが、堤防のほうが釣れる確率は高いです。ただ、足場が濡れた部分が所々あるため、少し危ないという印象です。ファミリーフィッシングにはあまり向いていません。

エリア③「キャンプ場前」

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

キャンプ場の前のスポットで、堤防の入り口から右手側に200mほど続くポイントです。

足場は、アスファルトのためしっかりしており、堤防と同様に1mほどの柵も設置されているため、こちらも安心して釣りが楽しめます。穴場とまではいきませんが、サッパなどの小型の回遊魚が回ってくるため、手軽に釣りを楽しみたい人におすすめです。

バスでのアクセスも可能

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

徒歩では厳しいエリアのため、バスを使うことをおすすめします。「新木場駅」と「東陽町駅」から運行しており、約15分ほどで到着します。また、本数はあまり多くないため注意です。

東京湾おすすめ釣りポイント7選!堤防や防波堤など、仕掛けのコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

平日、土曜日はある程度の本数が運行していますが、特に日曜日と祝日については、帰りの時間をあらかじめ把握してから、釣りに行くようにしましょう。もし最終のバスに乗り遅れた場合は、徒歩で45分以上歩くことになってしまいます。