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河内長野の魅力6:女人高野の金剛寺
河内長野の魅力7:散歩・サイクリングに最適な滝畑ダム
河内長野の魅力6:女人高野の金剛寺

(画像=『たびこふれ』より引用)
観心寺として河内長野を代表する寺院に天野山金剛寺があります。場所は河内長野から最も西寄りにある寺院。インドのアショーカ王が投げたとされる鉄塔のひとつが落ちたとの伝承があります。
創建は奈良時代の僧・行基とされ、空海が修行したという記録もあります。平安時代末期に後白河上皇と妹の八条院の篤い帰依を受けたこともあり、金剛寺は再考されて立派な伽藍が作られました。八条院の関係で女性の院主が2代続いたこともあり、女人高野のひとつとされます。

(画像=『たびこふれ』より引用)
また南北朝時代には、南朝の拠点となりましたが、それに加え北朝の皇族も一時期この地に入ったことがあります。そのため驚いたことに南北両方の皇族が共存したこともあるとか。その当時の建物が残っています。
国宝の本尊は非常に大きいもので、年に2回ほど特別公開されます。そのほか春の桜の名所として、境内にある大きな枝垂桜がとくに有名です。
河内長野の魅力7:散歩・サイクリングに最適な滝畑ダム

(画像=『たびこふれ』より引用)
滝畑ダムは河内長野の南西、滝畑地区にあるダムです。大和川水系石川の上流部に建設されたダムで1981年に竣工しました。重力式コンクリートダムで堤の高さは62mあります。
ダムサイトから見える岩肌には二体の磨崖仏が掘られており、よく見るとその姿が見られます。

(画像=『たびこふれ』より引用)
現在でも飲み水に使うダムとして使用されていますが、ダム湖を囲む遊歩道が整備されており、散歩やサイクリングに最適です。毎年1月に行われるシティマラソンでもハーフマラソンのコースとして使われています。
また滝畑ダムはキャンプ場としても人気があり、夏の時期は市外からも車で多くの人が訪れます。