おすすめ火起こし方法③
着火剤を使った火起こし
着火剤とは、確実な火種となってくれる着火アイテムです。七輪で火起こしする時には、あると助かるので必ず用意してみましょう。
袋や圧縮木材繊維や繰り返し使用のタイプがある
着火剤でよく知られているタイプのひとつは、ゼリー状の可燃性物質をパックに詰めているタイプ。圧縮木材繊維を使用しているタイプも一般的で、見た目はコルクの固まりのようです。松ぼっくりを使った着火剤もあります。最近登場しているのが、防水性があって繰り返し利用できる防水着火剤というタイプです。
着火剤の使い方
一般的に着火剤を使うときは、燃えても大丈夫な場所に小枝などと一緒に置いて、ガスバーナーやロングノズルのライターなどで着火します。燃えたら七輪の火皿の上に移動させ、着火剤の上に炭を置いて燃やしていきます。手に持って着火すると危険を伴いますので、気をつけて使用してください。
火起こし器と着火剤を合わせた使い方
より確実に素早く七輪の火起こしを実現したいなら、火起こし器と着火剤を組み合わせてみるのがコツです。まず火起こし器の中に燃えやすい木の枝を敷いて、炭を入れます。
火起こし器の下に着火剤を入れ、バーナーなどで着火します。炭が十分に燃えたら、火皿に移します。この方法は紙を燃やして炭を燃やすよりも、着火の確実性や安全性が向上するでしょう。
七輪の火消しの方法
七輪で火起こしをして美味しい思いをしたなら、最後の片付けの時には火消しが必要です。七輪の火消し方法には大きく分けると2つの種類があります。
密閉する炭の消火方法と手入れ
七輪に使用した炭は、密閉して酸素を遮断して消火することにより、次回に炭を使用しやすくなります。一般には珪藻土でできている火消し壺、空き缶などが好んで利用されます。消火蓋付きの七輪ならば、フタをして放置すれば自然と火が消えています。
水にひたす消火と手入れ
公園にバーベキューにでかけた時は、七輪の片付けと掃除の時、炭は水に浸けての消火がベストです。水の入ったバケツなどに使用した炭を入れて消火しますが、火が完全に消えて冷たくなっているか、入念に確認してください。完全に消えていないのに他の荷物と一緒の場所に保管して、火事になったら大変です。