猫を撫でていると幸せな気分になりますが、どうやら撫で心地にも種類があるようです。動物病院で「もちもちタイプ」と判定された猫さんが、Twitterで注目を集めています。確かに、これは撫で心地良さそう……。
動物病院で「もちもちタイプ」と言われたというTwitterユーザー、もふのいる生活(@moftoikiru)さん宅のぴよさん。生まれて1年になる、元保護猫だそうです。
動物病院での健康診断で、普段から気になっていたことを質問してみたところ……
「健康診断受けてきました
私「肥満の兆候ありますかね? 実家の猫に比べて触り心地がやたら柔らかくて……」
先生「この子がもちもちタイプなだけなので問題ないですよ」
私「もちもちタイプ……」どうも、もちもちタイプの猫です」
という会話があったそうです。それをツイートしたところ、大きな反響がありました。
その先生の経験上、猫の撫で心地は「トゥルトゥルタイプ」と「もちもちタイプ」がいるんだとか。実家にいる歳の近い猫と比べ、明らかに触り心地が違うので、もしかして肥満気味なのかな……と思って質問したので、タイプの違いについては「しっくりきました」と、もふのいる生活さん。
お話を詳しくうかがうと、実家の猫さんはしなやかで張りのある触り心地。これに対し、ぴよさんは「ふわふわのファーストタッチから手に吸い付くようなもっちりさという感じで、家ではふわとろマシュマロタッチと呼んでいました」とのこと。
被毛の色と合わせ、出来立ての豆大福みたいだなぁ……と思っていたのですが、触り心地も予想に違わぬようです。「実家の子に比べて毛の層が厚く、皮も厚くて柔らかいような気がします。お腹のルーズスキンだけでなく全身の皮がすごい伸びるんです」というお話ですから、細く柔らかで密な被毛と柔軟なもっちり肌が、ふわとろな触感を生んでいるんでしょうね。
ちなみに、触り心地抜群なぴよさんの中でも、もふのいる生活さんは脇の下の触り心地が一番のお気に入りとのこと。「とろっとよく伸びる」そうで、ぜひとも抱えてむにむにと堪能してみたいですね。
この投稿のスレッドには、実家の猫さんとのじゃれあい動画も投稿されています。それを見ると、確かに実家の猫さんは被毛のボリュームも少なそうで、しなやかな身のこなし。ぴよさんとは触り心地が違いそうです。
まだ1歳ということで、色々と活動的な時期のぴよさん。普段の様子をうかがうと「甘えん坊なので、いつもこちらの姿が見える位置に陣取っているのが愛らしいですね。どんなところにでも登ってしまうので、たまに予想外の位置から顔がのぞいて驚きますが……」とのことで、こんな子に寄り添われたら幸せだろうな、と感じてしまいます。
ぴよさんがやってきて「動きのひとつひとつが面白くて可愛くて、本当に見ていて飽きませんね。あっという間に時間が溶けます」と語る、もふのいる生活さん。もちもちのぴよさんなら、確かにそうなるだろうな、と筆者も納得でした。
<記事化協力>
もふのいる生活さん(@moftoikiru)
文・咲村珠樹/提供元・おたくま経済新聞
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