営業・マーケティング向け動画活用プラットフォーム「LOOV」を提供する株式会社LOOVは、法人営業担当者及び、BtoBの購買検討者の双方に対する意識調査を実施した。現在、法人向けの営業活動を行っている会社員または経営者の方1,016人、及び、自社の購買検討プロセスに関与した経験のある会社員または経営者の方755人から有効回答を集計・分析し、その結果を発表した。

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半数以上の営業担当者は「自社のサービス(製品)紹介」のためにPDF資料を送付している 。
しかし、営業担当は伝わるか「不安」を抱えながら、PDF資料を送付している

半数以上の営業担当者は「自社のサービス(製品)紹介」のためにPDF資料を送付している 。

商談に至る前の段階や、商談実施の後において、自社のサービスや製品の情報を伝えるために行っている事を聞いたところ、「PDF資料を送付して(もしくはWebで)閲覧してもらう」という回答が58%で最多となった。

コロナ禍において、テレワークを実施する企業が増えたことで、「繰り返し訪問すること」や、「電話で会話をする」ということが難しくなった昨今においては、PDF資料を送付して見てもらうというアクションが一般的なようである。サービス提供企業のWebサイトでサービス資料をダウンロードして閲覧したり、営業担当からメールでサービス資料が送られて閲覧したりする経験を持つ方も多いだろう。

2人に1人以上のBtoB購買検討者が「資料がわかりにくいサービスを検討対象から外している」という結果に
(画像=『MarkeTRUNK』より引用)

しかし、営業担当は伝わるか「不安」を抱えながら、PDF資料を送付している

PDF資料を送付していると回答した営業担当者に、「見込み顧客にサービスの情報をPDF資料で提供する際に、資料だけではサービスの詳細が伝わらないので、口頭などで情報を補足したいと感じますか?」という質問をしたところ、92%の営業担当者が口頭で補足したいと感じている(いつもそう感じている(48.9%)・時々、そう感じている(43.1%))という結果になった。

PDF資料を送ってはいるものの、口頭で補足しないと伝わらないと認識しているようである。しかし、見込み顧客(または顧客)ごとにPDF資料を送付する度に毎回、連絡をして口頭で補足をするというのは、なかなか難しいだろう。

2人に1人以上のBtoB購買検討者が「資料がわかりにくいサービスを検討対象から外している」という結果に
(画像=『MarkeTRUNK』より引用)