心理学をビジネスに活かしたい人におすすめの本5選
ビジネスも結局は人と人との関わり合いです。心理学を学び活かすことで、ビジネスの成果は着実に上向いてくるでしょう。成功するためのマインドセットから、強いチームのつくり方まで、ビジネスに役立つ本を5冊厳選しました。
GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代
『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』は、全米トップのビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少教授による本です。ギブ&テイクの本質を、時代に合った、ビジネスに活かしやすい語り口で教えてくれます。
「与える人こそ成功する時代」といっても、与える人(ギバー)には成功するギバーと失敗するギバーの2種類があります。失敗するギバーから抜け出し、より多くを与えることで幸福感を得ながら成功する方法を、実例つきで教えてくれる1冊です。
影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか
『影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか』は影響力とは何か、どうすれば身につけられるのかを、ネガティブな影響を受けないためにできることと併せて教えてくれる本です。
第三版である本書は、科学的根拠に基づいた確かな知識を、心理学の知識がない一般読者にとってもわかりやすく伝えることを心がけて書かれました。楽しく読めて役に立つ知識を、ゼロから無理なく身につけていけるでしょう。
ネガティブな人ほど運がいい! ?
『ネガティブな人ほど運がいい! ?』は、運を高めチャンスをつかむ方法を教えてくれる本です。運がいい人の共通点や、運を良くするための意外な習慣などを、余すことなく教えてくれます。
第6章では「ネガティブな人ほど幸運のチャンスがある」ということを解き明かしており、自分を無理に変えることなく幸運になる方法を伝えています。
本書もメンタリストDaiGo氏の著書であり、「運」という一見スピリチュアルなものを、科学的な視点から解き明かす1冊です。
スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール
『スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール』は、「成功をどう引き寄せるか?」ということを心理学の見地から解き明かした本です。スタンフォード大学の学生が成功する理由を、時間術や服装、身体の姿勢といったマネしやすい部分から解説しています。
人間関係の築き方やモチベーションの保ち方、ネガティブな感情や状況への対処法など、公私ともに役立つ心理テクニックを教えてくれます。
恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす
『恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』は、「チームが機能するとはどういうことか」を科学的に定義し、そのために必要な心理的安全性の高め方を教えてくれます。
心理的安全性とは、コミュニティの中で誰もが安心して、自分の考えや気持ちを言える状態のことです。これは会社はもちろん、家庭や趣味のサークルなどでも大切なもので、心理的安全性を高めることで心地いい居場所をつくれます。
本書にはチームの心理的安全性を高め、それをイノベーションやメンバーの成長につなげる方法がつまっています。