ヱビスビールの新ライン「CREATIVE BREW」第1弾「ヱビス ニューオリジン」発売 その狙いと味わいを確かめた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

レクチャーも終わり、今度は実際に「ヱビス ニューオリジン」と、通常のヱビスビールとを飲み比べてみることに。見かけはどちらも黄金色のピルスナースタイルで、あまり変わりはありません。

ヱビスビールの新ライン「CREATIVE BREW」第1弾「ヱビス ニューオリジン」発売 その狙いと味わいを確かめた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

口に含んでみると、ニューオリジンの方は麦芽のふんわりとした甘味と、風にそよぐハーブのような香りが立ち上がってきます。コクや奥行きもあるのですが、重さはそれほど感じず、あくまでソフトで軽やかなもの。

飲み比べると、通常のヱビスはニューオリジンよりシャープな口当たりに感じ、ピルスナーならではの爽やかさ。ニューオリジンの方は長期熟成もしているとのことで、アルコール度数はヱビスより高めの5.5%ながら、より口当たりはマイルドです。

製造時に使われているホップのペレットで、通常のホップとテトナンガーを比べてみましたが、テトナンガーの香りは骨格がしっかりしていて、その上にふくらみがある感じ。通常のものとは段違いの香りでした。

ヱビスビールの新ライン「CREATIVE BREW」第1弾「ヱビス ニューオリジン」発売 その狙いと味わいを確かめた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

試飲の間、有友さんにニューオリジンの醸造について追加でうかがったのですが、麦芽も通常より増やしたり、残香も残すよう気を配ったとのこと。また、古い資料を紐解いていると、明治時代の醸造家から「もっと勉強しろよ」と言われているように感じた、とも話してくれました。時代を超えた醸造家同士の交流もあったようです。

今後「CREATIVE BREW」では、第2弾の商品も発表予定だとか。有友さんはヱビスビール記念館に開設される「YEBISU BREWERY TOKYO」でも醸造責任者を務めるので、ひょっとしたらそこで誕生したビールが全国発売されるかもしれない、というお話も聞くことができました。

ヱビスビールの新ライン「CREATIVE BREW」第1弾「ヱビス ニューオリジン」発売 その狙いと味わいを確かめた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

この「ヱビス ニューオリジン」は、350ml缶(2月21日発売)と500mlびん(3月14日発売)で期間限定発売。樽生は3月14日より全国の「YEBISU BAR」、JR恵比寿駅改札内の「TAPS BY YEBISU」、東京・恵比寿エリアで開催予定の「ヱビスビールに合う逸品グランプリ」参加店で飲むことができます。

<取材協力>
サッポロビール株式会社

(取材・撮影:咲村珠樹)

提供元・おたくま経済新聞

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