動画編集の本を選ぶ3つのコツ
動画編集の本は、自分のレベルや目的に合ったものを選びましょう。合わない本は読み進めるのも大変で、お金が無駄になるばかりか、動画編集へのモチベーションを下げかねません。
動画編集の本を選ぶときの、3つの基準を紹介します。
自分のレベルに合った本を選ぶ
自分のレベルに合った本を選びましょう。動画編集には専門用語やソフトも多く、レベルに合わない本を読んでもなかなか理解できません。
まずは本記事の「初心者におすすめの動画編集の本5選」で紹介しているような、動画編集の基本的な考え方を教えてくれる本から始めてみましょう。
動画編集の目的やソフトに合った本を選ぶ
何のために動画編集をするのか、どんなソフトを使うのか、目的に合った本を選びましょう。先に使うソフトを決めてから、そのソフトについて学べる本を選ぶのです。
本記事ではPremiere Pro・Final Cut Pro X・AfterEffectsの本を、入門書や応用テクニックを教えてくれるもの、常に手元に置いておきたい辞書的な本に分けて紹介しています。ソフトの本を選ぶときも、自分のレベルや覚えたいことに合ったものを選びましょう。
時代に合った本を選ぶ
インターネットの普及により、さまざまな動画プラットフォームが生まれました。出版が古すぎる本は、内容が時代に合わないかもしれません。
ただ、時代を超えて読み継がれる古典のような本もあります。このような本は動画制作の基礎について、わかりやすく、本質的な部分を教えてくれるでしょう。本記事でもこのような古典を何冊か紹介しており、どれも一読の価値があるものです。
初心者におすすめの動画編集の本5選
まずは初心者におすすめの動画編集の本を5冊紹介します。動画編集の基礎やスマホでの編集について教えてくれる本はもちろん、映像制作のイロハを学べる本まで、役立つ本を厳選しました。
基本的な編集テクニックと併せて、映像制作の考え方も身につけておきましょう。
図解だからわかりやすい映像編集の教科書
『図解だからわかりやすい映像編集の教科書』は、動画編集の基礎が詰まった本です。そもそも動画編集とは何なのかを押さえ、画面サイズやカメラワークなどの基本中の基本を、イラスト・画像付きで教えてくれます。
2章からは編集テクニックや映像での表現など、編集部分を学べます。映像編集者に取材した「編集の要点」を、イメージ付きで解説している章もあり、具体的な作業イメージがわくでしょう。
動画の撮影から編集まで、初心者が抑えるべきことを網羅した1冊です。
映像制作モダンベーシック教本
『映像制作モダンベーシック教本』は、映像の仕事が出来るようになるために必要なことを、45のレッスンに分けて教えてくれる本です。映像制作の基本的な考え方から始まり、ライティングや素材別の撮影方法、カラーグレーディングをはじめとする編集の基礎を学べます。
記載されていたQRコードから動画を視聴できるのもポイントです。テキストと動画で理解を深めていけます。
新版 映像制作ハンドブック
『新版 映像制作ハンドブック』は映像制作の流れを俯瞰したうえで、撮影や編集について詳しく学べる本です。照明・素材制作・録音といったテーマごとに、図解や画像つきでわかりやすく教えてくれます。
企画や制作を行うプリプロダクションと、加工や仕上げ、納品などのポリプロダクションの両方についてしっかり学べるため、「これから映像の仕事を始めたい」という人にピッタリです。動画編集の知識が身につくだけでなく、キャリアプランや他工程の流れもイメージできるようになるでしょう。
スキルなし・知識ゼロからでOK!動画編集で月20万円稼ぐ、完全ロードマップ: ゆるくストレスフリーに、自分らしく生きたいあなたへ
『スキルなし・知識ゼロからでOK!動画編集で月20万円稼ぐ、完全ロードマップ: ゆるくストレスフリーに、自分らしく生きたいあなたへ』は、動画編集で月20万円を稼ぐための最短ルートを教えてくれる本です。動画編集という仕事の概要やメリット・デメリットを一通り押さえたうえで、具体的なスキルを学べます。
動画編集のスキルはもちろん、ポートフォリオ(自分のスキルを示すための作品集)の作り方や営業のコツなどを解説しているため、「知識ゼロから、少しでも早く動画の仕事を始めたい」という人におすすめです。
誰でもおしゃれにプロっぽく スマホ1台で動画制作はじめます!(練習用の動画ファイル・お手本動画付き)
『誰でもおしゃれにプロっぽく スマホ1台で動画制作はじめます!(練習用の動画ファイル・お手本動画付き)』はタイトルの通り、スマホ1台で動画制作を始めるための本です。「動画の仕事には興味があるけど、PCを持っていない」「動画編集に興味はあるけど、続けられるかわからないし、とりあえず今あるもので試してみたい」という人におすすめです。
本書は動画編集の流れを押さえたうえで、実際に動画を撮影し、編集してみるというステップアップ形式で進んでいきます。画像多め、ポイントを押さえたテキストで、レッスンを受けるような感覚で動画編集を覚えられるでしょう。