SNSマーケティングが学べる本5選
日本のSNSの普及率は、2022年時点で82%を達しました(参考:2022年度SNS利用動向に関する調査 │ ICT総研)。SNSは誰でも手軽に始められることもあり、うまく活用すれば、中小企業や個人事業主でも大手企業と渡り合えるでしょう。
マーケティングを進めるうえで、SNSを活用しないことはあり得ないとすらいえます。
そんなSNSマーケティングについて学べる本を、SNSの種類や本の特徴別に5冊紹介します。
僕らはSNSでモノを買う
『僕らはSNSでモノを買う』は、SNSマーケティングの考え方や進め方を、既存ユーザーによる投稿と6つの分析指標を軸に解説しています。この2つを踏まえ、SNSを使って既存のファンが新しいファンをつれてきてくれる構造をどうつくるのかを教えてくれます。
「いつの間にかフォロワーを増やしたりバズらせたりすることが目的になっている」「SNSの投稿が宣伝ばかりになっている」という人には、一読の価値ありです。
SNSで人を集める! やさしいSNSマーケティングの教科書
『SNSで人を集める! やさしいSNSマーケティングの教科書』は、コストもセンスもスキルもなくても実践できる、SNSマーケティングの方法を教えてくれる本です。
SNSマーケティングの基本の考え方、コンセプトの作り方を学んだうえで、Instagram・Twitter・YouTube・LINE公式アカウントの使い方を具体的に紹介しています。
これらに慣れてきた人に向けて、LINE通話を使った営業や広告の活用についても解説している、1冊でSNSマーケティングを網羅できる本です。
共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』は、単にフォロワーを増やすのではなく、ファンを増やす方法を教えてくれる本です。理想の自分のイメージを描き、それに沿ってSNSでコツコツとブランディングしていく方法を、読みやすい語り口で解説します。
著者はHKT48に所属していた元アイドルで、脱退直後にデマ情報で炎上。炎上の効果でフォロワーは2万人伸びたものの、イベントを開いても3人しか来なかったといいます。その後、SNSでのブランディングに力を入れた結果、2022年3月時点でSNSの総フォロワーが190万人にもなりました。
苦境を乗り越えてきた著者の、実体験に基づいた実践的で再現性の高いノウハウが詰まった1冊です。
ゼロからわかるビジネスInstagram 結果につながるSNS時代のマーケティング戦略
『ゼロからわかるビジネスInstagram 結果につながるSNS時代のマーケティング戦略』は、Instagramでのモノの売り方を教えてくれる本です。Instagramに特化して、マーケティング手法やアカウント・投稿の作り方、すぐに実践できる運用テクニックを紹介しています。
フォロワーとのコミュニケーションの取り方やから、コラボのコツや炎上対策まで、アカウントが育つたびに読み返せる1冊です。
TikTokで人を集める、モノを売る 世界一カンタンなSNSマーケティングの教科書
『TikTokで人を集める、モノを売る ; 世界一カンタンなSNSマーケティングの教科書』はTikTokとは何か、今すぐTikTokを始めるべき理由から始まり、具体的なマーケティング手法までを解説してくれる本です。
TikTokはほかのSNSと異なりコミュニティが成熟しきっていないうえ、とにかく拡散しやすいシステムであるため、これからSNSマーケティングに踏み出す人に最適といいます。その理由と、無名の発信者が一気に有名人になる方法を解説しながら、TikTokに注力しようという気持ちをかき立ててくれます。