マーケティングを効率よく独学するには?初心者OKのフローを紹介
マーケティングに関する本やWebサイトはたくさんあり、学んだことは自分でWebサイトを作ったりSNSを運用したりしてすぐに試せます。マーケティングは独学でも十分に身に付くのです。
しかし、独学に慣れていない人が、知識ゼロから学ぶとなると話は別です。「何がわからないのかわからない状態」では、勉強に手がつけられません。
そんな人に向けて、マーケティングを効率よく独学する方法を、5つのステップに分けて紹介します。
STEP1.まずは名著で基礎を学ぶ
マーケティングに限らず、新しいことを学ぶなら、まずは名著で基礎を学びましょう。何十年も読み継がれてきた古典、レビューの数が多く評価が高い名著は、初心者にとっても読みやすいです。
WebでもSNSでも、テレビや看板を使った広告でも、マーケティングの本質は変わりません。まずは本質を学び、基礎を身につけてから、専門分野へと進みましょう。
STEP2.WebやSNSなど、マーケティングの種類に合った本を読む
名著で基礎を学んだら、WebやSNSなどのマーケティングの種類に合った本を読みましょう。マーケティングにはいくつもの手法や媒体、ツールがあり、それぞれ使い方は異なります。
使用したい媒体や、手法に関する専門知識を身につけましょう。
STEP3.わからない単語はWebで調べる
マーケティングの本を読んでいて、わからない単語が出てきたら、Webでその単語を検索してみましょう。疑問をすぐに解決できるだけでなく、マーケティングに欠かせない「リサーチ力」も高まります。
検索して出てきたWebサイトの中にも、わからない部分があるかもしれません。そんなときは、新しいタブを開いて再び検索してみましょう。検索をくり返すことで知識は深まり、自分で調べる力も育っていきます。
STEP4.身近な出来事をマーケター目線で考えてみる
本やWebサイトを使ってマーケティングの知識がついてきたら、身近な出来事をマーケター目線で考えてみましょう。たとえば好きなYouTuberがいるなら、その人はなぜ人気なのか、自分はなぜファンになったのかを考えてみるのです。
身近な出来事ならとっつきやすく、自分の感覚と照らし合わせて考えられるので、理解が進みやすいでしょう。
どんなマーケターも、マーケターである以前に、一人の消費者です。そのことを忘れずに日常生活を送ることで、マーケターとしての考え方・視点が育まれていきます。
STEP5.実践する
マーケティングで最も重要なのは、実践することです。SEOを学んだらWebサイトを作り、記事を書いたり数字を分析したりしてみましょう。SNSならアカウント運用を、YouTubeなら動画投稿や他メディアとの併用を試してみてください。
本を読んだときはあまり理解できなかったことが、自分の手を動かすことでわかることもあります。記憶も残りやすくなるでしょう。自分の手を動かしてはじめて、学んだことが血肉となるのです。