「風呂なし物件」と聞けば、1970年代に流行した、いわゆる「四畳半フォーク」の歌詞に登場するような古びた木造アパートが思い浮かぶだろう。昭和の「貧乏学生」のアイコンとも言える存在だが、令和の時代を迎えた今、家賃や物価の高騰などを背景に、若者世代を中心に新たなブームとなっていると言われる。驚きの人気の理由を解き明かしてみよう。