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仲間との出会い
健康になるかは疑問

仲間との出会い

いま改めて感じる登山の魅力「おとうさんのよも山ばなし」
(画像=撮影:ライター,『暮らし〜の』より 引用)

筆者は休憩所や山頂にいるとき、積極的にほかの登山者に話しかける。

なれなれしいと言えばそれまでだが、その後一緒に登山をする仲になった人もいるほどだ。

筆者が人間好きという側面もあるが、情報収集の意味もある。

下山して来た人にはこの先の状況を聞き、お互いに持っている道具の使用感を生で聞けるので貴重な時間だ。

Facebookなどインターネット場のコミュニティーもよいが、現地で知り合った人との交流は大きな財産だ。

健康になるかは疑問

いま改めて感じる登山の魅力「おとうさんのよも山ばなし」
(画像=撮影:ライター,『暮らし〜の』より 引用)

「登山していると健康になるね」と言われることがある。

しかし筆者はちょっと疑問に感じるのだ。

登山に行くと言ったってせいぜい月に2度。2か月行かないこともあるし、北海道は半年雪に包まれるので継続性がない。

そのような間隔で突然山に入る。整地されていない急こう配を何時間も歩く。

下山する頃には膝がガクガクし、向こう三日は生まれたての小鹿のように歩くことすらままならない。

これではとても健康的とは言えない。

ただ、次に日に太ももやふくらはぎに痛みがあると「よしよし筋肉が喜んでいる」とか思ってしまい声をあげながらストレッチする。

登山者は苦痛を喜ぶ、どこかマゾヒストなところがあるのかもしれない。