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いろいろな場所で楽しめる、チーズフォンデュ3~雪の家「イグルー」で
ほかにもまだある、こんなチーズフォンデュ体験

いろいろな場所で楽しめる、チーズフォンデュ3~雪の家「イグルー」で

私にとって一番印象が強かったのは、雪の家「イグルー」で食べたチーズフォンデュ体験でしょうか。

イグルーといえば、カナダ・アメリカ北部のイヌイットの人たちが住んでいる雪でできた家ですが、そこでチーズフォンデュやバーでお酒が楽しめる場所が、スイスにもいくつかあるのです。

ダボス(Davos)やツェルマット(Zermatt)、エンゲルベルク(Engelberg)、グシュタード(Gstaad)といった冬のリゾート地にあるイグルー村が有名ですが、私が行ったのはシュトックホルン(Stockhorn)というベルン州にある山。

シュトックホルンにあるイグルー村は1,600mほどの標高の場所にあるので、夕暮れのケーブルカーに乗り込みたどり着くと、突然冷凍室にいるかのような寒さを感じました。

ケーブルカー駅で待ってくださっていたガイドさんに引率され雪の中を歩いていくと、氷が張った湖で釣りをしている人々の姿が見えました。

スイスの伝統料理、チーズフォンデュの世界
(画像=<イグルー内でくつろぐお客さんたち>、『たびこふれ』より引用)

雪の家イグルーへ到着すると、スパイス入りホットワインとスナック菓子がふるまわれました。イグルーの内部には彫刻があったり、氷でできたバーがあったりと本格的。小さな"かまくら"みたいなのものを想像して来たのですが、本当に「雪の家」!

チーズフォンデュは食べ放題でしたが、すぐお腹いっぱいになってしまい、とてもおかわりなんてできませんでした。他のテーブルではおかわりをしている猛者が結構いたようでしたが......(さすがスイス人!)。

スイスの伝統料理、チーズフォンデュの世界
(画像=<イグルー内は以外に暖かい!チーズフォンデュでさらに温まります>、『たびこふれ』より引用)

食事後は日がとっぷり暮れた雪山の中を歩き回ってカロリー消費に努めました(笑)空を見上げると、降り注ぎそうなほどに星たちが夜空に広がっていました。

スイスの伝統料理、チーズフォンデュの世界
(画像=<イグルー内のバーカウンター>、『たびこふれ』より引用)

ほかにもまだある、こんなチーズフォンデュ体験

さきほどご紹介した列車やゴンドラ、イグルーでのチーズフォンデュ体験のほか、クルーズ船や路面電車、馬車など、スイスでは本当に色々な場所でチーズフォンデュが楽しめてしまいます。

またチーズフォンデュは一種類ではありません。ヤギのチーズでできたフォンデュ、ハーブ入りやトリュフ入りはもちろん、マッシュルームやトマトが混ざったヘルシーそうなチーズフォンデュもよく見かけます。

スイス中央部に位置するルツェルン(Luzern)を訪れた時に行ったレストランには、なんと100種類のチーズフォンデュがあり驚きました。結局普通のチーズフォンデュを選んでしまいましたが、ワサビ入りやマスタード入り、フルーツ入りフォンデュなど気になるチーズフォンデュがたくさんあったので、挑戦したい方はぜひ!

ツンフトハウスレストラン フィステルン(Zunfthausrestaurant Pfistern)

  • 住所:Kornmarkt 4, CH-6004 Luzern, Switzerland
  • 電話:+41 41 410 36 50
  • 営業時間:月曜日~土曜日 9:00~0:00/日曜日 9:00~23:00
スイスの伝統料理、チーズフォンデュの世界
(画像=<レストラン前のテラス席がキラキラで素敵でした>、『たびこふれ』より引用)